10/22 外務省へ署名を提出しました
2010年10月22日(金)、伴野外務副大臣へ「児童労働をなくそう!10万署名」を提出し、署名事項の要請と意見交換を行いました。
10時40分~10時55分の15分間、外務省の副大臣応接室にて、児童労働ネットワーク代表 堀内光子、連合国際局長 塩田正行、ACE代表 岩附由香、ACE植木美穂の運営委員及び事務局による代表団4名で面会を行いました。 CL-Net代表・堀内からは、CL-Netの活動及び児童労働反対世界デー・キャンペーンの紹介の後、署名の主旨を紹介し、ILO182号条約の批准に発生する義務は日本政府にもあり、最悪形態の児童労働を撤廃するための行動計画の策定、日本政府として児童労働に関する国際協力の強化を要請しました。また、2010年7月1日に外務省・厚生労働省の主催で開催されたに「児童労働に関する意見交換会」は非常に有益だったと感じており、今後の定期的な開催を求めました。 連合国際局長・塩田からは、「児童労働に関する意見交換会」において、各省庁が児童労働に関して取り組んでいることが報告されたが、今後はキーとなる省がコーディネートし全体として取り組んでいっていただきたいとコメントしました。また、菅政府の「新成長戦略」に言及し、人間の安全保障も含めた取り組みの観点からも、児童労働の撲滅の取り組みについて外務省の役割を期待していることを伝えました。 伴野外務副大臣からは、次の世代の子どものために何が出来るかという点は政治家を志したきっかけでもあることをお話いただき、児童虐待という側面も含めると日本でも同じである、関係部署へ伝えて日本としても少しでもオランダ(※オランダは、児童労働問題への政府の取り組みが進んでいる)に負けないように取り組んでいきたい、とのお言葉がありました。また、外務省としてしっかりと取り組むことをお約束する、日本がリードしていると各国から言われるようみなさんと力をあわせて取り組んでいきたい、といった力強いコメントをいただきました。
伴野外務副大臣(中央右)とCL-Net代表団