10/28 文部科学省に署名を提出しました
2010年10月28日(木)、児童労働ネットワーク(CL-Net)会員団体から、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)の中学生・高校生メンバー5名を含む10名が文部科学省を訪問し、笠政務官に「児童労働をなくそう!10万人署名」を提出しました。
CL-Net代表の堀内から、欧米では児童労働に対して熱心な取り組みがなされているので、日本でも教育の中での取り組みしていただくようお願いすると、笠政務官は、児童労働をしている子どもたちが夢を持って生きられる社会にしていきたいと述べられました。そして、日本は遅れている部分もあるので謙虚に取り組みたい、各省と連携しながら取り組みたい、また、国際会議の場でもテーマとしていきたいとのことでした。
笠政務官は子どもメンバーにも児童労働に関心を持ったきっかけなどを質問され、子どもたちには今の気持ちを忘れずにこれからも頑張るよう伝えるとともに、一人ひとりは小さな力かもしれないが、行動すれば大きな力となる、それが我々の仕事なので、頑張っていきたいと発言されました。子どもたちもそれに応え、日本の教育の中でも児童労働のことを伝えていくことが重要である、また児童労働をなくすためには政府の援助も必要であるといった意見が飛び交いました。
今回の提出をもって、署名の先である外務省、厚生労働省、文部科学省の3省への提出を完了いたしました。「児童労働をなくそう!10万人署名」にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
文部科学省笠政務官(右より4番目)とCL-Net代表団
意見交換の様子