会員紹介／労働組合｜児童労働ネットワーク（CL-Net）

国際食品労連日本加盟労組連絡協議会（IUF-JCC）

IUF-JCCは、フード・チェーンの川上から川下までの産業の労働組合を組織する国際食品労連（IUF）の日本の加盟組織（フード連合、UIゼンセン同盟、全国農団労、サービス連合）によって構成される協議会です。

カカオやタバコ栽培をはじめとした農業分野における児童労働や観光産業における児童買春を撤廃するためにIUFが取り組む活動の紹介、企業の社会的責任（CSR）に関するセミナー・勉強会、CL-Netを通じた他組織との協働、などを通じて組合員の意識啓発を行っています。

情報労連は、情報通信・情報サービス・通信建設・印刷・運輸・製造・建築・ビルメンテナンスなど様々な業種業態の労働者が結集して組織した産業別労働組合です。

海外の貧しい地域に物資や笑顔を届けたり、ときには現地で井戸を掘ったり。なかでも子どもたちが教育も受けられず働かざるをえない「児童労働」撲滅の活動を進めています。

フード連合は、食品産業で働く労働者が集まる、日本で最大の産業別労働組合です。食品労働者の社会的地位の向上と総合労働条件の改善、そして、食品産業全体の発展を目指し、活動しています。

フード連合では、企業のCSR活動への対応と労働組合自らの社会的責任を果たすことが必要と考えています。日本の食品関連産業は、食品原材料生産国での強制労働や児童労働が行われないよう、問題解決に向け労使で連携して取り組んでいく必要性を発信し、児童労働のない世界の実現を目指して活動を進めています。

連合は、労働組合のナショナル・センター（中央労働団体）です。組合員は約680万人。すべての働く人たちのために、雇用と暮らしを守る取り組みを進めています。

連合は、ナショナル・センターとして、労働組合とNGOの架け橋になっています。具体的には、CL-Netの労働組合側の窓口として、諸活動についての情報提供などを行い、組合員の人たちが、児童労働の問題に関心を深め、児童労働撲滅に向けた活動に積極的に参加していくため諸活動を行っています。

ＵＡゼンセンは、繊維・衣料、医薬・化粧品、化学・エネルギー、窯業・建材、食品、流通、印刷、レジャー・サービス、福祉・医療産業、派遣業・業務請負業など、国民生活に関連する産業の労働者が結集して組織した産業別労働組合です。

世界で貧富の差が拡大しており、とくにアジアでは児童労働や組合活動に対する妨害も行われています。私たちは、世界の仲間と連帯し、公正な労働条件を目指した国際連帯活動を進めています。