学習会を開催しました(2010.10.29)

20101029日(金)の1645分から1730分まで、総評会館3階会議室(東京都千代田区)にて児童労働に関する学習会を開催しました。会員を中心とする10名が参加し、児童労働の最新動向について理解を深めました。

同日に行われた児童労働ネットワーク2010年度会員総会の前の時間に開催し、児童労働ネットワーク代表・堀内と児童労働ネットワーク事務局長・岩附がスピーカーを務めました。

 

堀内からは、20105月にオランダ・ハーグにて開催された児童労働の国際会議、ハーグ会議について報告がありました。堀内は児童労働ネットワークとしてハーグ会議に出席しているため、当日の様子を報告し、ハーグ会議で採択された「2016年までに最悪の形態による児童労働の撲滅に到達するためのロードマップ」の解説などを行いました。

 

岩附からは、20105月に発表された国際労働機関(ILO)による児童労働の最新統計「グローバル・レポート」の報告と解説を行いました。児童労働者の数が215000万人となったこと(2006年の報告では21800万人)、15歳から17歳の最悪の形態の児童労働は増加していること、無報酬の家族労働者が圧倒的に多いことなどの傾向を説明しました。

 

■当日のプログラム

16:45   開会、司会より挨拶

16:50   児童労働ハーグ会議の報告

          堀内光子(児童労働ネットワーク代表、文京学院大学大学院特別招聘教授)

17:05   グローバル・レポート(ILO:国際労働機関)を読み解く ~報告と解説~

      岩附由香(児童労働ネットワーク事務局長、(特活)ACE 代表)

17:20   質疑応答

 

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講義する堀内代表(右)