2012.9 署名を5府省へ提出しました!

みなさまからお寄せいただいた28万5140筆の署名を、内閣府、外務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省へ提出しました。

2012年9月18日及び19日に、柳澤経済産業副大臣、小宮山内閣府特命担当大臣(少子化対策)及び厚生労働大臣、加藤外務大臣政務官、城井文部科学大臣政務官へ署名を直接提出しました。提出の際はCL-Net代表団が全ての署名を持参して手渡し、署名事項の要請、みなさまから届いたメッセージの紹介、意見交換を行いました。
※大臣、副大臣及び政務官は全て当時です。

大臣、副大臣及び政務官より、児童労働の撤廃に向けて各省庁が連携して取り組むことが必要だとのコメントや、国内行動計画の策定に向けた具体的アドバイスなどをいただき、また児童労働問題への取り組みの重要性を改めてご認識いただくことが出来ました。 

CL-Netでは署名要請事項の実現に向けて、引続き政策提言を続けてまいります。

※「世界から児童労働をなくそう!署名」2012の要請事項はこちら


提出報告
■内閣府及び厚生労働省
2012年9月19日(水)、石橋通宏参議院議員の立会のもと、CL-Net代表団の4名で厚生労働省を訪問し、小宮山内閣府特命担当大臣(少子化対策)及び厚生労働大臣(いずれも当時)へ「世界から児童労働をなくそう!署名」を提出しました。

小宮山大臣へは昨年及び一昨年も署名提出時の面会をさせていただいています。今回の訪問では、要請事項の実現に向けたより具体的な意見交換をさせていただくことが出来ました。CL-Net代表の堀内より、最悪の形態の児童労働撤廃のための国内行動計画を作成することにj条約上なっており、作成いただきたい旨をお伝えし、意見交換の後、小宮山大臣より「どこにポイントを置くかの戦略を立てる必要がある」とのアドバイスをいただきました。行動計画の作成に関する提案書をCL-Netより大臣に提出することをお約束し、後日提出し、署名要請事項の実現へ大きく一歩近づくことができました。

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(左)小宮山内閣府特命担当大臣(少子化対策)及び厚生労働大臣(中央右)、石橋通宏参議院議員(右)とCL-Net代表団
(右)意見交換の様子


■外務省
2012年9月19日(水)、CL-Net代表団4名で外務省を訪問し、加藤外務大臣政務官(当時)へ「世界から児童労働をなくそう!署名」を提出しました。

CL-Net代表の堀内より、国内行動計画の策定と、ポストMDGsの議論が始まる中で、国際協力や貧困教育の中で児童労働の取り組みを強化いただきたいと要請を行いました。加藤政務官はご自身の見解を述べられ、「国際協力について、ドナーとしてどう支援していくか、公正公平に、社会的規範に基づく成果があがるような取り組みをしていく」とのお言葉をいただきました。

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加藤外務大臣政務官(右)とCL-Net代表団












■文部科学省
2012年9月19日(水)、CL-Net代表団3名で文部科学省を訪問し、城井文部科学大臣政務官(当時)へ「世界から児童労働をなくそう!署名」を提出しました。

CL-Net代表の堀内より、昨年の署名提出の後に、ユネスコ総会で児童労働についてのご発言をいただいたことへの御礼を述べ、署名の要請事項をお伝えしました。城井政務官は教育や格差の観点から見解を述べられ、「一つ一つ積み重ねることが大切。要望を受け、改めて引き締め直す」とのお言葉をいただきました。

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城井文部科学大臣政務官(右)とCL-Net代表堀内(左)











■経済産業省
2012年9月18日(火)、CL-Net代表団の5名で経済産業省を訪問し、柳澤経済産業副大臣(当時)へ「世界から児童労働をなくそう!署名」を提出しました。

CL-Net事務局長代行(当時)の植木より、今年の署名では企業の社会的責任に関する事項を盛り込み、初めて経済産業省を訪れた経緯をお伝えし、署名の要請を行いました。企業と児童労働との関連性について意見交換を行い、柳澤副大臣はアフリカや東南アジアにおける日本企業のBOPビジネス等の取り組みを述べられ、「省庁の枠を超えてみんなでがんばりましょう。今が大事な時です。大臣にお伝えしておきます」とのお言葉をいただきました。

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(左)柳澤経済産業副大臣(中央右)とCL-Net代表団
(右)意見交換の様子