「ストップ!児童労働 50万人署名」外務省提出のご報告

2019.12.03報告

 
12月2日、児童労働ネットワークを代表して代表堀内、事務局より岩附、近藤、杉山で、鈴木馨祐副大臣を副大臣室に訪問し、署名を提出してきました。

IMG_7435a.png

署名時の要求事項をもとに、外務省への具体的要請事項としては、以下4点をお願いしました。

1. Alliance8.7へパス・ファインダー国としての参加表明をしてください
※Alliance8.7とは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標8ターゲット7達成に向けたグローバル枠組みです。

2. 日本のODAの中で児童労働撤廃の資金を増やしてください

3. 「国連ビジネスと人権指導原則」に基づき、現在外務省が策定中の国別行動計画に、「企業のサプライチェーン透明化の法整備」「公共調達の法整備」を含め、それを進めてください

4. SDG8.7の目標達成に向け、児童労働への取り組みを総合的に調整する体制を整備し、ILO182号条約(最悪の形態の児童労働)に則り行動計画を策定してください 


鈴木副大臣とは、とくに3について昨今のヨーロッパの人権デューデリジェンス義務化の方向などを
岩附から報告させていただき、意見交換を行いました。

最後に鈴木副大臣からは
「こんなに署名がたくさん集まっていること・児童労働・強制的労働というものをなくしていくことを進めていかなくてはならないと思う。
しっかりと重く受け止めて関係省庁と進めていきたい。」と言っていただきました。

今後も引き続き要請事項の実現に向けて、児童労働ネットワークは活動を続けてまいります。

IMG_7446a.png     IMG_7450a.png

外務省HPでも署名提出の様子が掲載されました。