お知らせ・更新情報

児童労働に関する意見交換会出席のご報告

2024.02.08


外務省・厚生労働省主催による児童労働に関する意見交換会が、2024年1月29日に開催され、児童労働ネットワークから堀内代表、岩附事務局長、太田運営委員が出席しました。
この意見交換会は、4年ごとに開催されている児童労働撤廃世界会議後に関係者が集まり、会議の内容を踏まえて児童労働撤廃への取り組みについて情報共有・意見交換をする場となっています。出席者は、外務省、厚生労働省、経済産業省、ILO駐日事務所、UNICEF東京事務所、国際協力機構、連合(児童労働ネットワーク運営委員)、経団連でした。
児童労働ネットワークからは、2022年5月に開催された第5回児童労働撤廃世界会議の概要と成果文書「児童労働撤廃に関するダーバン行動要請」について報告しました。特に、アフリカと農業における児童労働が特に深刻な状況にあり、SDG 8.7に含まれる「2025年までの児童労働撤廃」に向けて、取り組みを強化する必要性を強調しました。また、「ダーバン行動要請」が求めている「児童労働撤廃のための国家行動計画」をマルチステークホルダーでつくっていくことを検討していただきたいと伝えました。
そして、児童労働ネットワークが提言している政策5項目についてあらためて説明、要請しました。
1. 厚生労働省がSDG 8.7達成へのグローバル枠組み、アライアンス 8.7にパートナーとして加盟したことを受けて、パスファインダー国としての加盟を検討してください。
2. 日本のODAの中で児童労働撤廃の資金を増やしてください
3. 「国連ビジネスと人権指導原則」に基づき、「企業のサプライチェーン透明化の法整備」「公共調達」の法整備」を含め、児童労働撤廃への取り組みを進めてください。
4. SDG 8.7の目標達成に向け、児童労働への取り組みを総合的に調整する体制を整備し、ILO182号条約(最悪の形態の児童労働)に則り行動計画を策定してください。
5. 日本国内の「最悪の形態の児童労働」について、問題を把握し、対策を強化してください。

続いて、ILO駐日事務所、外務省、厚生労働省、経済産業省、国際協力機構、UNICEF東京事務所から取り組みの報告があり、意見交換を行いました。
児童労働の根本的要因の解決を通して、アフリカを含む世界カの児童労働撤廃に向けて、これからも関係者が連携して取り組んでいこうと総括されました。
児童労働ネットワークは、引き続き国内外の関係者とつながり、国内での啓発を行い、児童労働をなくすために活動していきます。

第5回児童労働撤廃世界会議に参加しました

2022.06.01

第5回児童労働撤廃世界会議が2022年5月15~20日まで南アフリカのダーバンで開催されました。2017年に行われた前回会議の4年後である2021年に予定されていたのですが、新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期されました。初めてハイブリッド形式となった会議には、1,150人がダーバンの会場で参加し、ストリーミング配信は約1万5000回視聴されました。

児童労働ネットワークは、アルゼンチンで行われた第4回世界会議には5名が現地参加しましたが、今回はオンライン参加としました。会議は世界中の異なる時間帯からの参加を考慮してか、現地時間の午前11時頃に開始、午後6時頃に設定されており、日本時間では午後6時から翌日の午前1時でした。同じ時間帯に並行して会議やサイドイベントなどが行われるため、分担して参加し記録をとりました。

当初、記録は児童労働ネットワーク内で共有するつもりでしたが、日本から第5回児童労働撤廃世界会議に参加した人は少ないと思われたことから、公開させていただくことになりました。会議に参加しながらとったメモで編集などはしておらず、誤字脱字などもあると思いますが、ご了承いただき、お役に立つようでしたら幸いです。

第5回児童労働撤廃世界会議の成果文書
(日本語)「児童労働の撤廃に関するダーバン行動要請」
(英語)Durban Call to Action on the Elimination of Child Labour

【参考資料】
NPO法人ACEウェブサイト
第5回児童労働撤廃世界会議が開催されました
第5回児童労働撤廃世界会議でサイドイベントを共催しました
Work & Life(2022年第4号)「報告:第5回児童労働撤廃世界会議」(発行:日本ILO協議会)

記者会見「児童労働の世界推計発表〜2000年以来初めて児童労働が増加、SDG 8.7『2025年までの児童労働撤廃』達成に大きな課題〜」を行いました

2021.07.29

児童労働ネットワークは、2021年6月21日に厚生労働省内の会見室で「児童労働の世界推計発表〜2000年以来初めて児童労働が増加、SDG 8.7『2025年までの児童労働撤廃』達成に大きな課題〜」と題して記者会見を開催しました。

児童労働ネットワーク事務局長・ACE代表の岩附由香より、ILO・UNICEF共同報告書「児童労働:2020年の世界推計〜傾向と今後の課題〜」の概要を説明しました。続いて、国際協力機構(JICA)ガバナンス・平和構築部ガバナンスグループ参事役 法・司法チーム課長の小林洋輔氏より、ガーナやラオスにおける事業を含めJICAの児童労働に対する取り組みについてご紹介いただきました。そして、再び岩附由香より、スマイル・ガーナ プロジェクト、児童労働撤廃国際年におけるACEの活動などについて紹介しました。最後に、児童労働ネットワーク代表の堀内光子より、児童労働ネットワークによる日本政府への政策提言と現在行っている「ストップ!児童労働キャンペーン2021」(2021年6月1日〜30日)について説明しました。
 
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今回の世界の児童労働推計で児童労働が増えたと知り、私たちは大きなショックを受けました。新型コロナウイルス感染症の影響で、児童労働が増えているかもしれないと心配していましたが、感染拡大の前にすでに増加していたとは、さらに大きなショックでした。また、この報告書から、特に5〜11歳の子ども、サハラ以南アフリカ地域、農業で家族と働く子どもの児童労働をなくすことが重要であると認識しました。

SDG 8.7の「2025年までの児童労働撤廃」まで5年を切るなか、この報告書の結果を"wake-up call"(目を覚ます合図)と受け止め、今こそ、政府、労働組合、企業、市民社会組織、市民が連携してアクションを強化していかなければなりません。
児童労働ネットワークは、児童労働撤廃国際年の今年、皆様とともに「児童労働をゼロ」にするアクションをいっそう強化していきます。これからも、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いします。

【署名提出のご報告】経済産業省へ「ストップ!児童労働 50万人署名」を提出しました!

2021.06.12

2021年6月11日、児童労働ネットワークを代表して代表堀内、岩附事務局長、運営委員の鬼丸と太田の4名が、経済産業大臣政務官の佐藤啓議員に「ストップ!児童労働50万人署名」を提出しました。また、経済産業省から6名の職員の方が同席されました。

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署名時の要請事項をもとに、日本政府への具体的要請事項としては、以下5点をお願いしました。

1. SDG8.7達成へのグローバル枠組み、Alliance 8.7にパートナーとして参加してください。
2. 日本のODAの中で児童労働撤廃の資金を増やしてください。
3. 「国連ビジネスと人権指導原則」に基づき、「企業のサプライチェーン透明化の法整備」「公共調達の法整備」を含め、児童労働撤廃への取り組みを進めてください。
4. SDG 8.7の目標達成に向け、児童労働への取り組みを総合的に調整する体制を整備し、ILO第182号条約(最悪の形態の児童労働)に則り行動計画を策定してください。
5.日本国内の「最悪の形態の児童労働」について、問題を把握し、対策を強化してください。

特に、経済産業省に関連する提言3と5について、法整備と中小企業への児童労働についての啓発を要請しました。

佐藤政務官からは、「人権に注目が集まり、政府も注視してきた中、さきがけて取り組んできてくださった皆様に敬意を表したい。ある意味、時代が追いついてきたともいえる。企業の児童労働への取り組み必要性、人権への関心が高まる中、海外展開する企業においてはサプライチェーンの児童労働を含めた人権課題の特定、対策の必要性は高まっている。日本政府が策定したビジネスと人権指導原則の行動計画においても、人権デューデリジェンス導入の期待を述べている。経済産業省としては産業界への周知啓発を通じて、取組促進を後押ししていきたい。」と述べられました。

また、経済産業省の方からは具体的に「毎年中小企業向けに行っている人権セミナーで、児童労働撤廃国際年を周知することが可能です」というお話もいただきました。

これで、皆様からいただいたすべての署名を官邸、外務省、厚生労働省、経済産業省へと提出しました。

みなさんとともに、これ以上児童労働を増やさないように、そして、1日も早く児童労働をなくせるように活動していきます。ご支援よろしくお願いします。

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「2021年児童労働撤廃国際年ステークホルダー会議 〜みんなでアクション〜」を開催しました

2021.06.02

活動報告
2021年 児童労働撤廃国際年ステークホルダー会議 〜みんなでアクション〜

日時: 2021年3月17日(水)17:00〜18:30
会場: 参議院議員会館1階 講堂 および オンライン配信
主催: 児童労働ネットワーク
後援: ILO活動推進議員連盟、ユニセフ議員連盟
協力: ILO駐日事務所、ユニセフ東京事務所、教育協力NGOネットワーク(JNNE)

児童労働ネットワークは、2021年3月17日に「2021年児童労働撤廃国際年ステークホルダー会議」を開催しました。コロナ禍によって世界中で児童労働の増加が懸念されるなか、SDG 8.7に掲げられた「2025年までの児童労働撤廃」達成に向けて進展の加速化を図るために、ステークホルダーが集まり、「児童労働撤廃国際年」におけるアクションや連携の可能性を考える場となりました。

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■開会あいさつ

◆児童労働ネットワーク 代表 堀内 光子
本日は、お忙しいなか、ご参加いただきましてありがとうございます。
今年は児童労働撤廃国際年です。児童労働撤廃に向けてよりいっそう活動を進めたいということで、児童労働ネットワークは、本日のセミナーを開催しております。ステークホルダーとして一緒に活動をしていただきたい方々にお集りいただき、誠にありがとうございます。ご協力をよろしくお願いします。
児童労働撤廃はSDGsの目標のひとつにもなっています。現在1億5200万人いる児童労働の撤廃をめざす2025年まで、あと5年足らずしかありません。コロナの影響により児童労働がより増えているという情報もありますので、2025年までに世界の児童労働をなくすためには、よりいっそうの努力が必要です。
本日は、皆様のご協力で、世界から児童労働をなくしていくための道筋ができればと思っています。どうぞよろしくお願いします。

◆ILO活動推進議員連盟 事務局長 石橋 通宏 参議院議員
ILO活動推進議員連盟は超党派の国会議員で構成されています。事務局長として、ひとことごあいさつします。
児童労働撤廃国際年に、より多くの方々に児童労働の運動を知り、参画いただき、力を合わせて日本のみならず世界から児童労働をなくしていく大きな展開運動の1年にしていこうということで、ILO議連は、全面的に賛同、賛成し、本日のセミナーを後援しています。
私は、30年近く児童労働問題に関わってきました。ILO時代には、ILO第182号条約「最悪の形態の児童労働条約」について、労働側の代表としてILO総会で直接議論に参加しました。その立場からも、世界で1億5000万人以上の子どもが働いており、そのうち7000万人以上は最悪の形態の児童労働であり、そのなかには先進国、この日本にも、最悪の形態も含め児童労働が存在します。
このことを国会議員や多くの皆さんに改めて共有し、日本でもILO第182号条約に書かれています「国内行動計画」の策定に向けて、ILO議連として厚生労働省をはじめ政府の皆さん、ユニセフ議員連盟と連携して対応していきたいと思っています。
今日のステークホルダー会議が、今後の展開のための第一歩として、皆さんと確認させていただき合う場となるように役割を果たせればと思っています。今後とも、共にアクションをお願いします。

◆ユニセフ議員連盟 事務局長 牧島 かれん 衆議院議員
本日のセミナーを後援していますユニセフ議員連盟の野田聖子会長のもと事務局長を務めています。
ユニセフ議連は、子どもたちを取り巻く環境の変化について国内外を問わずヒアリングをし、状況把握をし、政府と共にアクションを起こしていかなければならないという指針のもとに活動しています。子どもたちが夢を叶えることができるような社会、世界をつくっていきたいと思います。
コロナにより子どもたちを取り巻く環境がいつも以上に悪化していると受け止めざるを得ません。医療へのアクセスが限定的となり、閉校によってサービスや情報へのアクセスができないことによって取り残され、子どもたちの間での格差が生じています。これは是正していく必要があります。
ILOとユニセフの共同報告書(2020年6月)では、貧困が15%上昇する見込みと報告されており、何百万人という子どもが働かざるを得ない危機的状況です。貧困が1%上昇すると児童労働は少なくとも0.7%増加すると言われていることから、貧困問題と児童労働問題は同時に考えていく必要があります。
ユニセフでは各国政府、国連組織、人道支援団体と連携しています。フィジカルだけでなくメンタルの健康、栄養を含めた成長が大きなテーマになっており、日本は栄養サミットを開催すべく準備中です。こうしたさまざまなアプローチから1年間学校に通えていない学齢期の子どもたち、1億6800万人以上を救っていきたいと思います。学校に行っていないと、子どもは労働、搾取、暴力の対象になりがちです。
2025年までの児童労働撤廃に向けて、児童労働撤廃国際年の"Act"、 "Inspire"、 "Scale up"という3つのキーワードを今日のイベントで確認したいと思います。教育や社会保障など多方面からの支援、子どもへの投資を優先、子どもの利益 (best interest of the child)を考え、これらへの応援団を増やしていきたいと思います。日本政府には、国内外の実態の把握、行動計画の策定、Alliance 8.7への参加、ODAを通じた児童労働撤廃、児童への資金を増やしていくことを働きかけていきたいと思います。
コロナ禍の子どもたちが失われた世代にならないように、守り抜いていかなければなりません。皆さんと一緒にアクションつなげていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

■「児童労働撤廃国際年」とコロナ禍の子どもたちへの影響

◆ILO駐日事務所 代表 高崎 真一(※崎はたつさき) 氏
児童労働と関連する国際基準としては、ILO第138号条約(最低年齢条約)と第182号条約(最悪の形態の児童労働条約)があります。児童労働とは、「15歳未満の子どもが行う労働、あるいは18歳未満が行う危険な労働」と定義されています。児童労働は、子どもたちにさまざまな点で害を与えるだけでなく、教育機会が失われ、最悪な場合には子どもが奴隷にされる、家族から引き離される、深刻な危険や病気になる、という恐れがあります。児童労働の要因には、親が働けない、国の教育や社会的保護制度が弱い、おとなが子どもの脆弱さを利用するなど、が挙げられます。
児童労働はコロナの前までは2016年まで減少傾向にあり、20年間で約1億人が児童労働から解放され、38%減少しました。しかし、その時点で1億5200万人が児童労働に従事し、約半数が危険有害に従事し、大部分はアフリカ地域とアジア・太平洋地域にいました。就業している産業は、農業、サービス業、工業分野が多くなります。
児童労働撤廃国際年は2019年の国連総会で採択され、取り組みを加速させ、さらに前進をめざしていこうとなりました。ILOも加わって発足したAlliance 8.7は、グローバルなパートナーシップを活用し、2025年までにあらゆる形態の児童労働の撤廃(SDG 8.7)をめざしています。行動(Act)、啓発(Inspire)、スケールの拡大(Scale up)の3つの柱の下、ILOは国際年の活動を主導しています。
しかし、コロナが状況を一変させました。ILOとユニセフによる2020年の報告書では、コロナの影響によって生活水準が低下し、児童労働が増加傾向にあると懸念されています。世界の労働時間は8.8%減少し、労働所得は世界のGDPの4.4%の減少、世界人口の55%は社会的保護制度を受けていません。多くの家庭で、収入の減少、教育の崩壊、家族の病気などによって、子どもたちがより困難な環境や、より長時間労働を強いられるリスクが高まっています。最新の児童労働の推計は2021年6月に発表を予定しています。
危機に際して、インフォーマル労働者や移民労働者など最も脆弱な人びとへの支援と社会的保護の拡充が強く求められています。官民のパートナーシップにより、企業がサプライチェーンの監査を行うことも国の労働基準監督業務を補完するという意味で重要です。
実行性のある行動を問うということで、2021年に取り組む行動をアクション・プレッジとして示す、そして音楽やアートを通じて児童労働についての関心を促す活動が世界中で始まっています。ILO駐日事務所は、若い世代に関心をもってもらうために、大手音楽会社と協議してミュージック・キャンペーンを計画中です。詳細が決まり次第、さまざまなチャンネルで発信しますので、「いいね」のクリックをお願いします。
すべてのステークホルダーが取り組むことで影響力が高まります。ILO駐日事務所も全力で取り組んでまいりまので、ご協力よろしくお願いします。

◆ユニセフ東京事務所 所長代行 根本 巳欧 氏
かつてアフリカの現場で働いていた経験を共有したいと思います。初めての赴任地はシエラレオネで、2004年、内戦後の復興の時期でした。子どもの保護担当として赴任し、児童労働もプロジェクトのひとつでした。路上で働き生活している子どもの数を把握するために、真夜中に道に立って定点観測をしていました。その時に、12歳くらいの女の子に会いました。家族から離れて首都で1人で、昼間は家政婦として働き、夜は体を売って生活していました。「どうして働いているの?」と聞くと、「パンが欲しかった」という返事でした。当時、20〜30円で大きなパンが買えました。
新型コロナウィルスの影響により、途上国での子どもの貧困は15%増加しています。貧困ライン以下の子どもが1億4000万人、つまり日本の全人口以上の子どもたちが貧困にあえいでいます。生活のために搾取されたり危険な労働を強要される子どもがいます。なかには、自分の体を売って生活する女の子も増えているのではないでしょうか。
ユニセフが重視しているのは、子どもたちを学校に戻すことです。一時的な休校が行われた130ヵ国以上で、10億人に影響を与えました。休校によって児童労働が増加している国も出ています。授業再開後に、経済的、心理的理由により子どもを学校に戻せない親も増えています。対策としては、学費の削減や一時停止、女子教育の推進、貧困世帯への給付などの政策を、ユニセフは各国で訴えかけています。特に、女子教育の重要性は今年6月にイギリスで開催予定のG7の主要な議題にもなる予定です。
新型ウィルスの脅威は、人間の安全保障への脅威でもあります。子どもたちの保護、エンパワーメント、生きていくためのスキルを身につけてもらうことが不可欠です。誰一人取り残さないというSDGsの原則にのっとり、子どもたちを復興・再生の中心と据えていかなければなりません。失われた世代を生まないように、劣悪な環境で働く子どもを少しでも減らすために、何ができるのか。本日の会議を経て皆さんと一緒に考えていければと思います。

■児童労働撤廃に関するNGOからの活動報告

◆児童労働ネットワーク 事務局長/特定非営利活動法人 ACE(エース) 代表 岩附 由香 氏
ACEは児童労働問題に取り組んでいる団体で、子どもを児童労働から救出し、教育を受けられるようにしています。これまでの活動から、児童労働はなくしていくことができるという確信と経験を積んできました。世界にたくさんの子どもたちがいるなか、どのように取り組みを強化していくのかが課題だと思っています。
コロナ禍で、ACEが支援しているインドの地域で子どもの状況を聞きました。学校が休みなので、子どもを働かせるという思考回路になりがちだったり、現金収入が減って困っている家庭がありました。そこで、支援が必要であるにもかかわらず行政の支援が行き届いていない家庭を特定して、食糧支援を行いました。まさに、弱者である子どもたちが、コロナ禍によって今まで以上に弱い立場に置かれています。
ガーナでは、カカオ生産地で地域展開型のプロジェクトを2009年から行っています。日本で作られているチョコレートの原料であるカカオの8割は、ガーナから来ているのです。ACEのプロジェクトの中心的な取り組みのひとつは、地域の中で児童労働が起きるとそれを解決できる、住民による児童労働モニタリングシステムの構築です。住民がボランティアで、行政の支援につなぐなど、児童労働をなくすための解決策を見いだすという持続可能な仕組みです。ひとつの村に対して3年ほど支援を行います。当初村の子どもたちの3分の1ほどが児童労働に従事していましたが、ほぼ全員が学校に行けるようになっています。ただし、村に新しく流入してくる人たちがいますので、ACEのプロジェクト終了後も、住民は継続して活動を行っています。このような仕組みづくりをガーナとインドで行っています。
これらのプロジェクトの資金は、市民の方々からのご寄付だけでなく、企業からも多くのご寄付をいただいています。児童労働をサプライチェーン上の問題として認識していただくように企業に働きかけています。いくつかの企業とのパートナーシップを組んで、ACEの支援地産のカカオを使ったチョコレートを作り、消費者がこれら商品を買って問題解決に参加できる支援の枠組みをつくってきました。児童労働問題の解決にはビジネスセクターの関りが重要だと思っており、ビジネスセクターをどう巻き込んでいくかが課題です。また、企業にとってはこのような取り組みがSDGs達成のためのひとつの方法なのではないでしょうか。
児童労働撤廃国際年3つのキーワードのひとつ「スケールアップ」の例として、チャイルドレーバー・フリー・ゾーンを提唱しています。もともとガーナ政府の計画にあった制度ですが、ACEとデロイトさんで文書化し、現在JICAの事業としての実現化に向けたパイロット活動をしています。住民参加のモニタリングシステムを普及し、是正措置が地域の中で働き児童労働がない地域が増え、将来的には児童労働を使用していないカカオには関税がかからないといったグローバルな枠組みへの発展などが、児童労働撤廃貢献のためのひとつの道だと思って活動しています。

◆特定非営利活動法人 テラ・ルネッサンス 理事/
大槌復興刺し子プロジェクト プロジェクト・マネージャー 吉田 真衣 氏
テラ・ルネッサンスは、すべての生命が安心して生活できる社会の実現をめざし、カンボジア、ラオス、ウガンダ、コンゴ、ブルンジ、日本の6カ国で活動しています。主に、地雷、子ども兵、小型武器といった紛争にまつわる社会課題の解決や日本で平和教育を行っています。
子ども兵は最悪の形態の児童労働にあたり、正規、非正規を問わずあらゆる軍隊に所属する18歳未満の子どものことを指します。2007年に、世界で少なくとも25〜30万人いると言われており、軍人全体の10%にあたります。ほとんどが非正規軍に使用されています。子ども兵は増えていると言われていますが、数は把握しにくいのが現状です。子ども兵の40%は少女で、彼女らは強制結婚や出産をさせられる状況にも置かれています。拉致や誘拐などの強制的徴募、あるいは自らの志願により、政府軍や武装組織の兵士になります。
活動をしているウガンダでは、1980年代後半から政府軍と反政府軍の内戦が行われており、特に1993年ごろから反政府勢力によって子どもが誘拐され、強制的に兵士にされる事例が増えました。その数は3万8千人で、残虐な行為に加担させられます。少女兵も多く、100%が性暴力の被害にあっています。強制結婚の対象となり、妊娠し出産する少女は98.5%にのぼります。このように幼くして子どもを育てる元少女兵の支援を優先的に行ってきました。
社会復帰支援として、脱走したり戦闘中に負傷して帰還した子どもたちは、基本的な教育を受けられず、収入を得る手段がなく、「元子ども兵」であると偏見や差別の対象となるという課題を抱えています。社会復帰に必要な能力の習得、経済的な自立、地域住民と関係性の改善を行い、コミュニティで安心して暮らせるように支援しています。
3年間の社会復帰プログラムの最初の1年半は衣食住の支援、基礎教育や職業訓練を行います。後半は、ビジネスを立ち上げるための機材を提供し、ビジネスを軌道にのせるためのサポートをします。PTSD(心的外傷後ストレス障害)に対する心理的、社会的支援もしています。これらを通して、現地公務員と同水準の収入を得られるようになり、近隣住民・コミュニティの中での関係性が向上していくことで、自尊心を育み、社会復帰を果たしています。現場での取り組みの内容や知見をもとに、児童労働の現状を日本の皆さんに知っていただくため、アクション・プレッジにも参加する予定です。

◆公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー・スペシャリスト/
教育協力NGOネットワーク(JNNE) 副代表 大野 容子 氏
教育の現状と児童労働について、お話しします。コロナの影響で、世界中の子どもたちは休校やリモート教育へのアクセスができないことから、過去1年間の平均で3分の1の学期を失いました。その日数の合計は、1120億日分に相当します。特に最も貧しい子どもたちに不均衡な悪形響が生じています。地域間格差もあり、西ヨーロッパの38日に対して、ラテンアメリカ・カリブ海地域では110日と学期の半分以上が休校となりました。
ビデオ ウガンダ15歳の少年のメッセージ 「教育がなければ自分たちの将来はない」
コロナ禍で、外的・内的な要因に加えて、安い子どもの労働力を必要とする企業が出てきて、児童労働への需要が高まっています。
学校は見守りの場でもあります。休校により学校が「見守り機能」を失うと、人身売買などのリスクの増加にもつながります。セーブ・ザ・チルドレンの調査から、1000万人の子どもが学校再開後に戻れない可能性があると警告しています。実際、シエラレオネでエボラ出血熱の後に、学校に戻るようにと言う親はほとんどいなかったと現地から報告がありました。
モンゴルでは、5〜17歳の1割となる5万6000人が児童労働に従事しています。大半が農牧畜業なのですが、競馬の騎手として、馬主が体重の軽い子どもを雇い参加させる、もしくは貧困家庭の親が賞金を目当てに子どもをレースに出すということがあります。これは、転落や怪我などの大きなリスクがあり、障害や後遺症が残るケースが出ています。児童労働のひとつです。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、モンゴルで少数民族や障害のある子ども、児童労働により教育の機会を失った子どもに対して、公立学校に行けるように、インクルーシブ教育推進事業を行っています。すべての子どもが教育を受ける権利があるという、全国規模で啓発キャンペーンを行っています。
子どもは教育を受ける権利があります。子どもの教育や健康的な成長を妨げる児童労働は撤廃すべきです。極度の貧困状態で、子どもたちが自分自身とその家族のために、少なくとも基本的な収入を得る必要がある場合は、有害で危険な仕事に代わる、持続可能で安全な代替手段を提供することが重要で、代替案には、年齢に適した公的なあるいはインフォーマルな教育へのアクセスが含まれるべきだと思います。
JNNEから国会議員の方々へお願いです。コロナからの回復の努力の中心に子どもと教育を中心に位置づけること、ODAによる教育支援の拡大、子どもたちが学校に戻れるようしっかりサポートしていただきたく、お願いします。

■ステークホルダーからの報告

◆外務省総合外交政策局人権人道課長 富山 未来仁 氏
児童労働は、児童の搾取や子どもの権利の侵害につながる深刻な問題であり、SDG 8.7にありますように児童労働撤廃は国際社会が取り組むべき重要な課題であると認識しています。
外務省としては、世界各地における児童労働撤廃のために国際機関への拠出などを通して、児童労働につながる貧困、教育、子どもの保護の分野で支援をしています。2019年には、ユニセフを通じて、ヨルダンで、子どもの保護の分野で児童労働などにより搾取された子ども1000人に対して、学校への復帰や心のケアなどの支援を行いました。こういった取り組みを継続していくことが重要で、今後も国際機関や各国政府などから提案されるプロジェクトを個別に実施していきたいと思っています。
児童労働撤廃のためには企業活動において人権が尊重されることも重要です。日本政府は、昨年10月に企業活動における人権促進を図るために、「ビジネスと人権に関する行動計画」を策定しました。この中で、子どもの権利の保護促進をひとつの横断的な課題として位置付けています。政府の具体的な取り組みとしては、人身取引や性的搾取を含む児童労働撤廃に関する国際的な取り組みへの貢献や、子どもに対する暴力撲滅のためのグローバルパートナーシップ(GPeVAC)を通じた取り組みを挙げています。GPeVACに関しては、行動計画を策定中です。
「ビジネスと人権に関する行動計画」では、企業活動における人権への影響特定や情報共有、すなわち人権デューデリジェンスの手続き導入促進へ期待を表明しています。これは、児童労働撤廃の観点からも重要と考えています。
今年は児童労働撤廃国際年ですので、国際機関への拠出や「ビジネスと人権に関する行動計画」を通して、引き続き貢献していきたいと思います。

◆厚生労働省大臣官房国際課 国際企画・戦略官 平嶋 壮州 氏
昨年、ILOのすべての加盟国がILO第182号条約を批准し、ILOで初めてのユニバーサル条約となりました。児童労働は、子どもの発達や未来を奪う、あってはならないものです。コロナ禍の悪影響も出ているところです。
厚生労働省としては、国際的な児童労働撤廃に向けて、2019年度からILOのアジア地域の児童労働撲滅対策事業に拠出を行っており、SDG 8.7の実現に向けて貢献していきたいと考えています。
国内の対策としては、児童労働を確実に防止するために、警察との連携しながら、労働基準法や児童福祉法における禁止規定の履行に取り組むとともに、関係機関やNPO等と連携しながら、困難を抱える若者や子ども、その家族の就労・生活支援をしているところです。
厚生労働省としては、こうした取り組みについて、Alliance 8.7の事務局に対しアクション・プレッジを提出し、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。関係する皆様のご協力よろしくお願いします。

◆日本労働組合総連合会 副事務局長 矢木 孝幸 氏
日本の約700万人の労働者が集います労働組合のナショナルセンターである連合の児童労働撲滅に向けた活動について報告します。
第1点目は、NGOとの連携です。児童労働ネットワークの運営委員として、各種活動の企画から実施に参画してきました。毎年6月12日の児童労働反対世界デーのレッドカードアクションへの参加については、加盟組織に広く呼びかけ、組合員1人1人まで周知を推進してきました。また、NGO労働組合国際共同フォーラムでも、労働事務局としてSDGsの達成に向けた取り組みを行っています。児童労働を重要な課題として活動を推進し、NGOと協働して連合の組織内外に向けた啓発活動を行っています。
第2点目は、企業のカウンターパートとしての労働組合の役割です。企業活動では、働く人の権利が守られ、ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事ができる環境)が確保されなければなりません。児童労働の禁止を含めて、労働者の権利を保護する数々の国際ルールに沿って、企業が自らの責任を果たせているか、労働組合からも監視の目を光らせています。
ILOや国際労働組合総連合(ITUC)などの国際組織において、日本の労働者を代表して意見を反映するために意見決定の場に参画しています。国際労働財団(JILAF)とも連動し、アジアなど海外の国際労働組合関係者との相互理解を促進していきます。国や地域レベルで政策策定に参画し、児童労働撤廃の取り組みの重要性を訴えてまいります。
2021年が児童労働撤廃国際年に設定されたことを歓迎しており、これを契機に取り組みをさらに推進してまいります。加盟組織や組合員、国際組織、政府と連携し、これまでの取り組みをさらに進化発展させ、一日も早い児童労働撤廃の実現に向けて取り組みを強化していきます。どうぞよろしくお願いします。

◆グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 事務局次長 氏家 啓一 氏
グローバル・コンパクトは国連に設立され、人権、労働、環境、腐敗防止と、SDGs推進のために企業が自主的に参加する団体です。本日は、日本の行動計画(NAP)より、「児童労働の撤廃」と「子どもの権利とビジネス原則」に着目した取り組みを報告します。
児童労働は企業が社会に与える重大な人権侵害です。「ビジネスと人権に関する指導原則」では、企業に人権尊重の責任があり、リスク予防として人権デューデリジェンスの実施が求められています。また、SDGsの国連文書では、企業は「イノベーションの発揮の期待」とともに、「ビジネスと人権に関する指導原則」、「ILOの労働基準」の順守が求められています。
リスクの例としましては、グローバル・サプライチェーンにおける児童労働があります。児童労働、強制労働、現代奴隷などの実態についてグローバル・サプライチェーンをアセスメント調査することで知ることができます。グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンでは、12年前にサプライチェーン分科会を設置して、CSR調達の啓発活動を行ってきました。企業が自発的に参加しているこの分科会の特徴は、業界を超えた協働、NGOとの交流、普及ツールの開発などを行ってきたことです。サプライチェーンの把握は、自社が間接的にリスクを助長している、リスクに結びついていることを防ぐために必須のことです。
もう一つの例は、子どもの成長特性にかかわることです。広告やマーケティングが子どもに与える影響に関し、企業は正しい情報の提供と対応が必要だと思います。こうして、セーブ・ザ・チルドレンさんと共同作成した「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン」があります。
これらの事例は、正しい企業行動のきっかけとなるものです。SDGs達成の2030年までの期間がスケールアップと行動の10年となるよう、日本の「ビジネスと人権の行動計画」に沿って、日本企業が子どもを含めてあらゆる人びとの人権尊重を責任として人権デューデリジェンスを実施していくことを、政府、議員の皆様に支援とご協力をお願いしたいと思います。

◆児童労働ネットワーク 事務局/ACE 啓発・市民参加事業担当 杉山 綾香
児童労働ネットワークは、市民社会組織や労働組合17団体と個人会員4名で構成されたネットワークです。ILOが募集している「2021年アクションの誓い」を提出するために、検討してきました。児童労働ネットワークは、活動のひとつとして2008年から署名活動を行っており、累計で242万筆の署名をいただきました。その内容が、本日ご報告する「アクションの誓い」に反映されています。
<2021年アクションの誓い>
日本の主要なステークホルダーに児童労働撤廃のためのアクションを起こすように促す
<実施内容 その1>
日本政府に以下のアクションをとるように働きかけます
 ① Alliance 8.7へパートナーとして参加する
 ② ODAの中で児童労働撤廃のための資金を増やす
 ③ 児童労働の予防と撤廃のために、サプライチェーン透明化や公共調達の法整備を行う
 ④ ILO第182号条約(最悪の形態の児童労働)に則り行動計画を策定し、日本の児童労働に取り組む体制を整備する
 ⑤ 日本国内の児童労働について問題を把握し、対策を講じる
<実施内容 その2>
① 児童労働撤廃国際年を広める院内セミナーを開催する
② 6月12日の児童労働反対世界デーを中心に啓発キャンペーンを実施する
<2025年までの児童労働撤廃への貢献>
児童労働ネットワークによる活動を通じて、日本における主要重要なステークホルダー(政治家、政府職員、ビジネス、労働組合、市民社会組織など)が児童労働問題への理解を深め、SDG 8.7達成のためのアクションを強化する
<広報>
CL-Netのウェブサイト(特設サイト)とSNS発信
児童労働ネットワークとしましては、児童労働撤廃国際年をさまざまな活動を通して盛り上げ、児童労働について知っていただけるようにしていきたいと思っています。SNSのフォローなど、皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします。

■質疑応答

◆石橋議員から「今年度、次年度の予算の中でODA関係やILO の任意拠出における児童労働に特化もしくは間接的に関わる拠出」について、ご質問があり、「ODAの拠出では、児童労働に特化した予算が要求されている形ではないですが、各国際機関からの提案を見て個別に判断して支援していく予定」(外務省)、「児童労働に関する任意拠出として、令和3年度予算では約8600万円を計上しています。主な内容は、労働基準監督の運用体制の改善、労使間の対話の促進」(厚生労働省)という回答がありました。

◆牧島議員から「カカオ生産者はチョコレートを一生口にしないまま人生を終えることもあり、チョコレートに適正な値段を払って購入しましょうという活動をしてきました。児童労働を撤廃するというコンセプトで各企業が生産工程に含んでいるかに関する消費者の意識や消費行動の最近の傾向」についてご質問があり、「①リスクを知る、②企業の事業の中に組み込む(内部化)、③やっていることが正しいか追跡する、④その内容を社会に対話、コミュニケートする、というステップが大切。食品やアパレルなどリスクが高い産業やグローバル・サプライチェーンの事例について認知度が高くなっています。開始した活動をレベルアップしていくことが重要」(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン)という回答がありました。

◆鈴木馨祐衆議院議員からのコメント
外務副大臣の時には提出していただいた署名を踏まえ、いろいろな形で対応いたしました。児童労働根絶に向けた気運が高まっている状況と認識しています。ミレニアル世代を含めて意識が高まり、企業においてもレピュテーション(評判)リスクが高まってきていると思います。消費者に対して、チャイルド・レーバー・フリーを「見える化」する流れを作っていくことが重要だと思います。
もう一つは、サステナブル・ファイナンスでして、自民党の財務金融部会長としてESGに関する提言の取りまとめを行っています。これまではE(環境)が先行していましたが、児童労働はS(社会)に関して可視化できる分野だと思っています。児童労働がサプライチェーンやバリューチェーンに入っていることが経営上のリスクであるという感覚が高まるということが大事です。そして、サプライチェーン、バリューチェーンの中で児童労働の有無を企業に情報開示させるという一連の流れをつくることで、児童労働根絶に向けたエコシステムができると思います。そのための好機ですので、与野党超えて行動していければと思います。

■ご参加された国会議員の方々からのメッセージ紹介

石橋 通宏 参議院議員c3d046d4bff66bef767ce73ef941f652.jpg
岸 真紀子 参議院議員9378a17caf410a5f0d8b529a3dfb46af.jpg

左藤 章 衆議院議員c3d046d4bff66bef767ce73ef941f652.jpg
鈴木 馨祐 衆議院議員9378a17caf410a5f0d8b529a3dfb46af.jpg

谷合 正明 参議院議員c3d046d4bff66bef767ce73ef941f652.jpg
寺田 静 参議院議員9378a17caf410a5f0d8b529a3dfb46af.jpg

牧島 かれん 衆議院議員c3d046d4bff66bef767ce73ef941f652.jpg
山内 康一 衆議院議員9378a17caf410a5f0d8b529a3dfb46af.jpg

<オンラインでのご参加>

川田 龍平 参議院議員
吉田 統彦 衆議院議員

■閉会あいさつ

◆児童労働ネットワーク 監事 長谷川 真一
児童労働ネットワークが設立された頃、ILO駐日事務所の代表をしていました関係で、ずっとかかわっています。
本日は、「2021年児童労働撤廃国際年ステークホルダー会議〜みんなでアクション〜」に長い時間おつきあいをいただきまして、ありがとうございました。登壇者の皆さんには、コロナ禍における児童労働の現状、問題点、現場における具体的な活動、ステークホルダーとしての活動や決意表明などをいただき、感謝申し上げます。ILO議員連盟とユニセフ議連連盟の先生方には、ご後援していただいただけでなく有益なコメントもいただきまして、たいへんありがとうございます。
コロナの制約のため参加者の方はオンライン参加となり、また時間の制約でご質問が取り上げられず、申し訳なく思っています。会場での議論の中で、参加者の方にとって何らかのご参考になればと考えています。
今年は、児童労働撤廃国際年です。6月12日が児童労働撤廃デーということで、ILO、ユニセフ、グローバル・コンパクトも、1週間「ウィーク」という形でいろいろな活動を世界で行うと聞いています。厚生労働省さんからもプレッジを提出していただけるというお話をいただきました。オンライン参加の方々を含め、それぞれの立場で児童労働をなくすためにできることをやっていく、いろいろなつながりのなかで連携して活動することをみなさんで誓い合って、閉会とさせていただきたいと思います。本日は、誠にありがとうございました。


【署名提出のご報告】日本政府へ「ストップ!児童労働 50万人署名」を提出しました!

2021.06.01

2021年5月31日、児童労働ネットワークを代表して代表堀内、岩附事務局長、運営委員の北澤と太田の4名が、首相官邸にて加藤勝信内閣官房長官を表敬し、「ストップ!児童労働50万人署名」を提出してきました。
署名時の要請事項をもとに、日本政府への具体的要請事項としては、以下5点をお願いしました。
1. SDG8.7達成へのグローバル枠組み、Alliance8.7 にパートナーとして参加してください。
2. 日本のODAの中で児童労働撤廃の資金を増やしてください
3. 「国連ビジネスと人権指導原則」に基づき、「企業のサプライチェーン透明化の法整備」「公共調達の法整備」を含め、児童労働撤廃への取り組みを進めてください。
4. SDG8.7の目標達成に向け、児童労働への取り組みを総合的に調整する体制を整備し、ILO182号条約(最悪の形態の児童労働)に則り行動計画を策定してください。
5.日本国内の「最悪の形態の児童労働」について、問題を把握し、対策を強化してください。
児童労働ネットワークから要請事項を説明した後、加藤官房長官から「今年は児童労働撤廃国際年ということもあり、国内外の児童労働に取り組んでいきます」というご発言がありました。また、Alliance 8.7への参加については、しっかりと議論していきたいということでした。
今後も引き続き要請事項の実現に向けて、児童労働ネットワークは活動を続けてまいります。

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児童労働撤廃国際年「2021年アクションの誓い」を提出しました

2021.05.25

ILO(国際労働機関)は、児童労働を2025年までに撤廃するために、2021年12月までに達成できる「アクション」を表明することを呼び掛けています。それにこたえて、児童労働ネットワークは、日本政府への政策提言、院内セミナー開催、啓発キャンペーン実施などを通して、日本における重要なステークホルダー(政治家、政府職員、ビジネス、労働組合、市民社会組織、市民など)が児童労働問題への理解を深め、SDG 8.7達成のためのアクションを強化するという誓いを表明しました。

児童労働ネットワーク 「2021年アクションの誓い」

【タイトル】
日本の主要なステークホルダーに児童労働撤廃のためのアクションを起こすように促す

【概要】
児童労働ネットワークは、市民社会組織と労働組合から構成されたネットワーク団体で、アドボカシーと啓発活動を行っている。日本では児童労働は、政府の政策において優先順位が高くなく、人びとの関心も高くない。児童労働撤廃国際年という機会を生かして、児童労働ネットワークは、政策立案者や人びとに対して行動を起こすように主にSNSを通して働きかけを強化していく。

【実施内容】
児童労働ネットワークは、日本政府に以下のアクションをとるように働きかける。
-  Alliance 8.7へパートナーとして参加する
-  ODAの中で児童労働撤廃のための資金を増やす
-  児童労働の予防と撤廃のために、サプライチェーン透明化や公共調達の法整備を行う
-  ILO第182号条約(最悪の形態の児童労働)に則り行動計画を策定し、日本の児童労働に取り組む体制を構築する
-  日本国内の児童労働について問題を把握し、対策を講じる
また、次の活動を行う。
-  児童労働撤廃国際年を広める院内セミナーを開催する
-  SNSを通じた啓発キャンペーンを6月に実施する
-  6月12日にオンラインイベントを開催し、参加者に「2021年アクションの誓い」を表明することを促す

【児童労働撤廃への貢献】
児童労働ネットワークによる活動(アドボカシー、セミナー、キャンペーン)を通じて、日本における重要なステークホルダー(政治家、政府職員、ビジネス、労働組合、市民社会組織、市民など)が児童労働問題への理解を深め、SDG 8.7達成のためのアクションを強化する。

【広報】
児童労働ネットワークのウェブサイトやSNSで、児童労働撤廃国際年の特集を掲載する。そこでは、イベントやキャンペーンの情報、およびILOやAlliance 8.7からの情報を提供する。また、タグボードをつくり、さまざまな人たちが表明した「2021年アクションの誓い」を掲載し、アクションを喚起する。

【実施団体】
児童労働ネットワーク
<団体会員>
公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本
特定非営利活動法人 ACE(事務局)
特定非営利活動法人 かものはしプロジェクト
グローバル・ヴィレッジ/ピープル・ツリー
特定非営利活動法人 国際子ども権利センター
国際食品労連日本加盟労組連絡協議会(IUF-JCC)
公益財団法人 国際労働財団(JILAF)
特定非営利活動法人 シャプラニ―ル=市民による海外協力の会
情報産業労働組合連合会(情報労連)
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
特定非営利活動法人 ソルト・パヤタス
特定非営利活動法人 テラ・ルネッサンス
日本食品関連産業労働組合総連合会(フード連合)
日本労働組合総連合会(連合)
フェアトレード・リソースセンター
特定非営利活動法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン 
UAゼンセン(全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟)
<個人会員>


The Stop Child Labour Network "2021 Action Pledge"

◆ Name of your 2021 Action Pledge
Encouraging major stakeholders in Japan to take action toward the elimination of child labour

◆ Describe your 2021 Action Pledge
The Stop Child Labour Network consists of civil society organizations and trade unions that conduct advocacy and awareness-raising activities. Child labour is not an issue that is high on the agenda neither regarding the Japanese government nor the Japanese public. Leveraging the International Year for the Elimination of Child Labour, we will scale-up our campaign against child labour to push policy-makers and people to take action, primarily through social media channels.


◆ How will you implement your 2021 Action Pledge?
The Stop Child Labour Network will advocate to the Japanese Government to take the following actions:
-  Become a partner of Alliance 8.7;
-  Increase ODA funding for programs relating to child labour;
-  Strengthen national legal frameworks regarding supply chain transparency and public procurement for the prevention and elimination of child labour
-  Formulate an action plan on the elimination of the worst forms of child labour, following ILO Convention No. 182, and establish a system to address child labour in Japan; and
-  Identify and address child labour in Japan 
We will also conduct the following activities.
-  Organize a seminar to promote the International Year for the Elimination of Child Labour, targeting policy-makers and the media
-  Conduct an awareness-raising campaign in June via our social media channels
-  Organize an online event on June 12th encouraging participants to make a 2021 action pledge

◆ How will your Action Pledge contribute to ending child labour? 
Through our activities (our advocacy work and organization of a seminar and an awareness-raising campaign), important stakeholders in Japan, such as policy-makers, government officials, business and labour organizations, CSOs and citizens, will deepen their understanding of child labour issues and advance their own activities towards the achievement of SDG 8.7. 

◆ What sort of content will you produce to communicate about this 2021 Action Pledge?
CL-Net's website and social media channels will be dedicated to the theme of the International Year for the Elimination of Child Labour. We will provide information on our various events and campaign, as well as distribute information published by the ILO and Alliance 8.7. We will also create a Tagboard for people to see others' action pledges with the aim of inspiring them to take action.


◆ Who is responsible for implementation?
Stop Child Labour Network
[Members]
Action against Child Exploitation
Amnesty International Japan
Fair Trade Resource Center
Federation of All Japan Foods and Tobacco Workers' Unions
The Federation of Information and Communication Technology Service Workers of Japan
Free The Children Japan
Japan International Center for the Rights of the Child
Japan International Labour Foundation
Japan Trade Union Confederation
UA ZENSEN
Global Village/People Tree
IUF-JCC
Salt Payatas Foundation Inc.
Save the Children Japan
SHAPLA NEER
Kamonohashi project
Terra Renaissance

【アーカイブ】3/17院内セミナー

2021.03.19

児童労働ネットワーク主催の院内セミナーへご参加をありがとうございました。 アーカイブは以下よりご覧いただけます。

 

 後日、改めてセミナー報告を本サイトにて掲載予定です。 

児童労働ネットワーク 政策提言活動

2021.03.16

児童労働ネットワークの主な活動の一つとして、関係各府省庁の児童労働に関する意識及びコミットメントを強めるために、署名活動を実施し、政府に要請を行う政策提言活動を2008年から行っています。

これまで署名活動を通して日本政府へ要請してきた内容等を含んだ政策提言文書を作成、署名提出の際に各省庁へ要請を行なっております。

児童労働ネットワーク政策提言文書

児童労働ネットワーク概要と署名提出実績

最近の署名提出実績はこちら

「ストップ!児童労働 50万人署名」外務省提出のご報告

「ストップ!児童労働 50万人署名」厚生労働省提出のご報告

【3/17】院内セミナー 2021年児童労働撤廃国際年ステークホルダー会議 開催

2021.03.02


2021年は国連が定めた「児童労働撤廃国際年」です。
コロナ禍によって世界中で児童労働の増加が懸念されるなか、
SDG 8.7に掲げられた「2025年までの児童労働撤廃」達成に向けて進展を加速化するために、
ステークホルダーが集まり、
「児童労働撤廃国際年」におけるアクションや連携の可能性を考えます。

2021年児童労働撤廃国際年ステークホルダー会議
ーみんなでアクションー

日時:  2021年3月17日(水)17時00分~18時30分(開場:16:45~)
会場:  参議院議員会館1階講堂 および オンライン配信
主催:  児童労働ネットワーク
後援: ILO活動推進議員連盟、ユニセフ議員連盟
協力: ILO駐日事務所、ユニセフ東京事務所、教育協力NGOネットワーク(JNNE)
参加費: 無料(オンラインは配信は100名まで)
申込: 申込フォームはこちら→ https://ws.formzu.net/fgen/S76767645/ (締切:3月16日12:00まで)
........................................................................................................................
<プログラム>
開会あいさつ
 ●児童労働ネットワーク  ●ILO活動推進議員連盟  ●ユニセフ議員連盟
「児童労働撤廃国際年」とコロナ禍の子どもたちへの影響
 ●ILO駐日事務所  ●ユニセフ東京事務所
児童労働撤廃に関するNGOからの活動報告
   ●NPO法人ACE(エース) ●NPO法人 テラ・ルネッサンス
   ●公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
ステークホルダーからの報告
   ●外務省 ●厚生労働省
   ●日本労働組合総連合会
   ●グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
   ●児童労働ネットワーク
質疑応答
閉会あいさつ

皆さまのご参加をお待ちしております。


<お問合せ>
児童労働ネットワーク事務局(担当 太田、杉山) Email: info@cl-net.org

「ストップ!児童労働 50万人署名」外務省提出のご報告

2019.12.03

 
12月2日、児童労働ネットワークを代表して代表堀内、事務局より岩附、近藤、杉山で、鈴木馨祐副大臣を副大臣室に訪問し、署名を提出してきました。

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署名時の要求事項をもとに、外務省への具体的要請事項としては、以下4点をお願いしました。

1. Alliance8.7へパス・ファインダー国としての参加表明をしてください
※Alliance8.7とは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標8ターゲット7達成に向けたグローバル枠組みです。

2. 日本のODAの中で児童労働撤廃の資金を増やしてください

3. 「国連ビジネスと人権指導原則」に基づき、現在外務省が策定中の国別行動計画に、「企業のサプライチェーン透明化の法整備」「公共調達の法整備」を含め、それを進めてください

4. SDG8.7の目標達成に向け、児童労働への取り組みを総合的に調整する体制を整備し、ILO182号条約(最悪の形態の児童労働)に則り行動計画を策定してください 


鈴木副大臣とは、とくに3について昨今のヨーロッパの人権デューデリジェンス義務化の方向などを
岩附から報告させていただき、意見交換を行いました。

最後に鈴木副大臣からは
「こんなに署名がたくさん集まっていること・児童労働・強制的労働というものをなくしていくことを進めていかなくてはならないと思う。
しっかりと重く受け止めて関係省庁と進めていきたい。」と言っていただきました。

今後も引き続き要請事項の実現に向けて、児童労働ネットワークは活動を続けてまいります。

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外務省HPでも署名提出の様子が掲載されました。

【8/27】TICAD7サイドイベント開催報告

2019.09.25

2019年8月28日?30日横浜で開催された第7回アフリカ開発会議(TIACD7)」にて、
特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(以下HFW)と共催で、
公式サイドイベント「西アフリカの農業における子ども・若者の権利実現のためのNGOと政府の連携」
を開催しました。 

CL-Net側からは運営委員のACE近藤がモデレーターを務め、
ガーナで活動するACEパートナー団体CRADAの事務局長ナナ・ブレンポン氏、
プロジェクトにより童労働がなくなった村の村長であり、
地域のボランティアメンバーとして活動してくれていたナナ・クワベナアクワ氏が登壇しました。 

共催者であるHFWは、ベナンとブルキナファソからHFWのユースグループである
Youth Ending Hungerの代表者登壇し、それぞれの国での活動を紹介しました。 

また、コメンテーターとして世界食糧機構(FAO)のアフリカ地域代表の方が登壇し、
FAOによる児童労働問題への取り組みなども紹介されました。 
 

平日の昼間開催にも関わらず、約90名の参加があり、イベント終了後は学生からおとなまで来日したガーナの2名を囲い積極的に質問する姿も伺えました。なお、同内容はメディア5社に取り上げられ、児童労働の問題を発信することができました。 

ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。 

【8/27】アフリカ開発会議(TICAD)7 サイドイベント共催開催 決定!

2019.08.05


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TICAD7(アフリカ開発会議)にて、サイドイベントを開催します。
実際に西アフリカで活動しているスピ―カーに、現地でどのような課題に直面し、それをどのように解決しようとしているのか、当事者の視点で語っていただきます。大勢の方のご参加をお待ちしています。


西アフリカの農業における子ども・若者の権利実現のためのNGOと政府の連携
ー「食料への権利」実現のために立ち上がるベナン・ブルキナファソの若者・ガーナ カカオ農園で働く人々ー

【イベント概要】
アフリカは「最後のフロンティア」としてビジネスや投資の分野で関心を集めていますが、農業が経済活動の中心です。しかし世界で児童労働者数が最も多いのは農業分野であり、アフリカはその割合が5人に1人と最も高い地域です。また飢餓人口も8億2160万人(9人に1人)と3年で連続増加しており、さまざまな形の栄養不良もいまだ残っています。

世界でも、特に子ども・若者の人口の割合が高いアフリカで、子どもの権利と福祉を向上するために日本のNGOとアフリカ政府が連携して取り組んでいる2つの事例を紹介し、ベナン・ブルキナファソから若者を、ガーナからパートナ―NGOの声を聴き、SDGsのテーマである児童労働撤廃と飢餓ゼロを達成するためのアプローチを議論します。

【日時】2019年8月27日(火)15:30‐17:00(受付:15:10-)
【場所】パシフィコ横浜 展示ホールB04
【参加費】無料
【定員】150名
【主催】 特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド、児童労働ネットワーク(CL-Net)

【プログラム】
セッション1 若者による食料の権利実現のための行動(逐次通訳)
スピーカー:
Ms. Madina Geraldine SEGUEDA/ Youth Ending Hunger・Hunger Free World /ブルキナファソ
>>ハンガー・フリー・ワールドの青少年組織であるユース・エンディング・ハンガーブルキナファソ支部代表

Ms. Darlene Ester Bisseton GBAGUIDI/ Youth Ending Hunger・Hunger Free World /ベナン
>>ハンガー・フリー・ワールドの青少年組織であるユース・エンディング・ハンガーベナン支部代表

モデレーター:HFW 米良

セッション2 ガーナ児童労働ゼロへの取組(同時通訳)
スピーカー:
Mr. Nana Antiw Boasiako Brempong /CRADA事務局長/ ガーナ
>>ACEのパートナーNGO「CRADA」事務局長。 児童労働等、多くの困難に直面しているガーナの子どもたちのために、搾取からの保護、就学支援、また親たちへの自立と生活安定の支援を行っている。

Mr. Nana Kwabena Akwa II/ Leader of Tano Circuit, Atwima Nponua District, Ashanti Region/ ガーナ
>>児童労働モニタリングチームのリーダーで、アチュマンプニュア郡のACEプロジェクト地の村長として
児童労働ゼロのために子どもの学校参加呼びかけを中心に活動に参加。
モデレーター:ACE近藤

質疑応答
会場コメント(国際機関関係者)(予定)
閉会

【お問い合わせ】
 児童労働ネットワーク(CL-Net)事務局
〒110-0015 東京都台東区東上野1-6-4あつきビル3F ACE内
  TEL:03-3835-7555 /  FAX:03-3835-7601
  代表メール: info@cl-net.org 
  URL: http://www.cl-net.org

【報告】第2回TICAD7に関する外務省との連携協議会に参加してきました

2019.07.05


2019年8月28?30日の3日間、横浜にて第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が行われます。

児童労働ネットワークは、TICADに対するNGOの提言を行う「市民ネットワーク for TICAD」の会員として参加していおり、

8月の会議本番に先立ち、外務省とNGOの代表団集まって行われる「TICAD7 外務省NGO連携協議会」が

5月22日に行われ、児童労働ネットワークからも代表の堀内、事務局長の岩附、運営委員の近藤が参加してきました。

 

協議会においては岩附が10分間プレゼンテーションを行い、「アフリカにおける児童労働の現状」「世界での児童労働撤廃の動向」を紹介し、最後にTICAD7での宣言文書に児童労働を撤廃する旨を明記するように提言をしました。

 

同提言に対し、「この問題は重要であると政府も認識しており、提言内容が実現するように前向きに検討する」との外務省からもコメントがありました。

 

G20宣言文書においても児童労働の撤廃についての文言が入ったので、

ぜひTICAD7にも反映してもらえることを期待しています。

 

またTIACD7本番に合わせてサイドイベントも行われ、児童労働ネットワークも8月27日にイベントを行う予定です。後日詳細をご案内します。


第2回「TICAD7に関する外務省と市民ネットワーク for TICAD連携協議会」についてはこちら(外務省HP)
当日の様子についてはこちら(市民ネットワーク for TICAD HP)

「ストップ!児童労働 50万人署名」厚生労働省提出のご報告

2019.06.21

2018年2月から実施してきた「ストップ!児童労働 50万署名―児童労働のない、2020東京オリンピック・パラリンピックに―」へのご協力を誠にありがとうございました。
目標の50万筆を大きく上回る72万2,114筆をいただき、2019年6月20日、厚生労働省へ署名の一部を提出してまいりました。

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当日は、対応していただいた上野宏史厚生労働大臣政務官へ署名を手渡すとともに、
改めて要請内容をお伝え、併せて以下の提言をさせていただきました。

ー署名要請内容ー
1.  持続可能な開発目標(SDGs)8.7の達成に向け、国際的にも、国内でも、児童労働問題解決に向けた意思を示してください。 
2.  SDG8.7の目標達成に向け、児童労働への取り組みを総合的に調整する体制を整備し、ILO182号条約(最悪の形態の児童労働)に則り行動計画を策定してください。
3.  サプライチェーンにおける児童労働、人身取引、強制労働の撤廃に向けた法律を 2020東京オリンピック・パラリンピックまでに施行してください。


ー提言内容ー
提言1: Alliance8.7*への参加を表明し、日本のODAの中で児童労働撤廃の資金を増やしてください。 
提言2: 2019年大阪G20サミットにおいて、児童労働の撤廃へのコミットメントを改めて強調し、2018年9月にG20労働大臣会合で採択された「児童労働、強制労働、人身取引及び現代奴隷の仕事を世界から撤廃するためのG20戦略」の各国の実施状況を確認してください。
提言3: 2019年8月に開かれる第7回アフリカ開発会議において、同地域における児童労働をなくすための実効性がある行動を宣言に明記してください。
提言4: 「国連ビジネスと人権指導原則」に基づき、現在外務省が策定中の国別行動計画に「企業のサプライチェーン透明化の法整備」「公共調達の法整備」を含め、それを進めてください。
提言5: SDG8.7の目標達成に向け、児童労働への取り組みを総合的に調整する体制を整備し、ILO182号条約(最悪の形態の児童労働)にのっとり行動計画を策定してください。
提言6: 日本国内の「最悪の形態の児童労働」について、問題を把握し、対策を強化してください。

 
*Alliance8.7 SDG8.7達成に向けた国際的な枠組み。実施に向けて行動する国15ヵ国、サポートをする国7ヵ国、パートナー団体217団体が加盟している。CL-Netもパートナー団体として登録。https://www.alliance87.org/

上野政務官からは要請内容・提言内容について関係する各省庁内と連携し、検討していきたいと述べられました。
また、72万筆というたくさんの賛同に、「多くの人々が皆、同じ思いを抱いていると感じる」と感想を述べられ、理解を示してくださいました。

改めまして、署名にご協力くださった皆さま、ありがとうございました。
今後は内閣府、外務省、経済産業省へ署名を提出する予定です。

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カイラシュ・サティヤルティ氏 ドキュメンタリー映画 "The Price of Free" 上映会

2018.11.01


2014年にノーベル平和賞を受賞したカイラュ・サティヤルティ氏のドキュメンタリー映画の
世界同時上映が決定しました!CL-NetもNGO-労働組合国際協働フォーラム児童労働
グループと共催で上映会を開催いたします!

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原 題:THE PRICE OF FREE
制 作:アメリカ
監 督:Derek Doneen
内 容:インドの人権活動家カイラシュ・サティヤルティ氏が、どのように子どもたちを児童労働から救出し、グローバルなムーブメントを起こしたかを追ったドキュメンタリー。
上映時間:1時間32分 (※日本語字幕付き)
受 賞:サンダンス映画祭 USドキュメンタリー部門グランプリ受賞
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【日 時】 2018年11月14日 18:30-20:30終了予定(開場18:15-) 
【会 場】 連合会館 3F A・B会議室  https://rengokaikan.jp/access/ 
【参加費】 無料 
【定 員】 50名 
【主 催】 児童労働ネットワーク(CL-Net) 
     NGO-労働組合国際協働フォーラム児童労働グループ 
【申 込】 以下の申込みフォームからお願いします
(申込期限:11月12日まで。満席になり次第締め切り。) 
【問合せ】 〒110-0015 東京都台東区東上野1-6-4 あつきビル3F  ACE内 
【T E L 】 03-3835-7555



【お知らせ】ストップ!児童労働 50万人署名―児童労働のない、2020東京オリンピック・パラリンピックに―

2018.03.13

児童労働ネットワークは、2008年から児童労働への取り組み強化を政府に求める署名活動を行っています。
これまでに約170万筆の署名を集め、関係省庁へ提出してきました。
本ネットワークでは、3年ぶりに児童労働問題の解決に向けて、 日本政府が積極的なアクションを起こすことを求める署名活動を行います。

一人の声は小さくても、たくさん集まれば力になります。集まった署名は、 秋以降に宛先に名前を掲げた4大臣に提出すべく、各省庁を訪ね、直接手渡しし、要請内容を伝えます。是非、あなたの声をお寄せください!

※署名活動は「児童労働ネットワーク」が主催しNGO・労働組合・一般市民が協力し行っています。

締切:2018年6月30日(土)

下の署名用紙をダウンロードし、印刷してご利用ください。
記入いただいた署名用紙は、以下の児童労働ネットワーク事務局まで、郵送でお送りください。

図3a.png

1ページ目(説明書き)と2ページ目(署名欄)に分かれています。
 署名欄が多く必要な場合は2ページ目を複数印刷してください。



2枚以上集めていただいた場合は、郵送分の合計筆数を署名集計シートにご明記いただき、表紙につけて郵送をお願いします。報告等はこのシートに記載された連絡先にご連絡させていただきます。(労働組合の場合は中央本部からのご連絡をお願いするともあります)

図4.png


何かご不明な点がございましたら、事務局の杉山・近藤までお問い合わせください。


送付・問い合わせ先
T E L  :03-3835-7555 (10:00-18:00 土日祝休除く) FAX  :03-3835-7601(24時間受付)
E-MAIL :info@cl-net.org
担    当:杉山、近藤

ご案内|12/22【大阪】SDG8.7に関する研究会

2017.12.14

4SDG8.7に関する研究会

世界の児童労働の現状と課題ー児童労働の持続的な撤廃世界会議報告ー

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20179月、国際労働機関(ILO)が4年ぶりに世界の児童労働者数を発表しました。

その数、約15200万人。4年前の2013年の発表では16800万人で、それと比べ約1200万人の減少でした。また4年ごとに行われる児童労働に関する世界会議がアルゼンチンで開催され、児童労働についての現状と課題、そしてその解決策が話し合われました。

2015年に持続可能な開発目標が採択され、その目標8.7において「2025年までにすべての児童労働をゼロにする」ことが明記されました。しかしILOによるとこのままの減少ペースではその目標は到底達成できないものになっています。今回、このアルゼンチンでの国際会議に参加してきた児童労働ネットワークのメンバー、そして関西で活躍するNGOテラ・ルネッサンスさんをお招きし、「SDG8.7に関する研究会 in 関西」として、2025年までに児童労働をなくすために私たちに何ができるか、みなさんと考える場をできればと思っています。

日時:20171222日(金)1830-2030(受付 18:15-

場所:大阪商業大学 梅田サテライトオフィス 講義室2

参加費   :企業 2,000

       NGO、労働組合、一般 1,000

       キャンペーン賛同団体、学生 500円

       CL-Net会員団体、クラウドファンディングご支援 無料


報告者   :岩附由香(NPO法人ACE代表/児童労働ネットワーク事務局長)

       伊藤菜々美(NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン)

パネリスト :栗田 佳典 (NPO法人テラ・ルネッサンス)

モデレーター:下山 晃 (大阪商業大学教授)

司 会:杉山 綾香 (NPO法人ACE 児童労働ネットワーク事務局担当)

 

申し込み:こちらの申込フォームからお申し込みください

 

主 催:児童労働ネットワーク

協 賛:大阪商業大学

    NPO法人テラ・ルネッサンス

    NPO法人ACE


【プログラム】

1815 開場 受付

18:30 開会あいさつ 

1840 児童労働ネットワークキャンペーン表彰式

1855   基調報告

    ・児童労働の新推計報告(岩附)

    ・最新の児童労働の統計と現在の展望と課題

             ―アルゼンチンの持続的な児童労働撤廃世界会議に参加して(岩附)

・持続的な児童労働撤廃世界会議に参加して(伊藤)

1940 休憩

1945 パネルディスカッション ?日本への示唆と日本からできること

2025 閉会挨拶

2030 終了

お知らせ|「児童労働の持続的な撤廃世界会議(第4回会合、ブエノスアイレス)」参加報告会

2017.11.24

2017年は児童労働をなくす活動をしている団体にとって節目となる年でもありました。一つが4年ごとに発表されるILOの児童労働の世界統計、そしてもう一つが11月に行われた「児童労働の持続的な撤廃世界会議(第4回会合、ブエノスアイレス)」です。この度児童労働ネットワークから運営委員、事務局担当、そして参加団体からの代表の合計5名が参加しました。

現在の児童労働の状況、そして私たちができることとは何か、ぜひ参加した代表者とともに考えてみませんか?

 

日 程:2017年12月9日(土)

時 間:14:45-16:45(受付開始14:30-)

場 所:連合会館3F 会議室

参加費:企業2000円

   NGO・労働組合・一般1000円

   CL-NETキャンペーン賛同団体・学生 500円

   CL-NET会員団体 無料

   クラウドファンディングご支援 無料

定 員:40名


【プログラム】

14:45-14:50開会の挨拶

片山銘人 連合国際局


14:50-15:00 主催者挨拶と本報告会の趣旨説明

堀内光子 児童労働ネットワーク代表


15:00-16:00 講演 :「第4回児童労働世界会議報告と日本の役割」

 堀内 光子 児童労働ネットワーク(CL-Net) 代表

 岩附 由香 CL-Net事務局長、認定NPO法人ACE代表

 杉山 綾香 児童労働ネットワーク事務局担当 

 伊藤 菜々美 (特活)フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

 太田 まさこ 認定NPO法人ACE


16:00-16:15  質疑応答

16:15-16:40 グループディスカッション+発表

16:40-16:45 閉会挨拶 (岩附)

 

申し込み方法 https://ws.formzu.net/fgen/S4814853/

※12月8日(金)までにお申し込みください。


 主催/問い合わせ先  児童労働ネットワーク(CL-Net)

電話:03-3835-7555(ACE内) Email:info@cl-net.org

プレスリリース|グローバル目標「2025年に児童労働全廃」へ大きな課題―減少テンポに遅れ(ILO世界推計発表)

2017.09.22

2017年9月19日、国際労働機関(ILO)より世界の児童労働者数の新推計が発表になり、
この新推計の発表を受けて、CL-Netからプレスリリースを出しました。

ご案内|6/27 第2回 SDG8.7に関する勉強会 「サプライチェーンの児童労働 ー英国現代奴隷法と米国労働省の児童労働への取り組みー」

2017.04.28

下記日程で、第2回勉強会を開催いたします。

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0627SDG8.7第2回研究会セミナーチラシ.pdf

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の中には、2025年までに児童労働を撤廃することが目標としてかかげられています。児童労働の6割は農業で起きており、企業のサプライチェーンには、原料まで遡ると児童労働が関与している可能性があります。英国の現代奴隷法など、サプライチェーンの人権問題のチェックと公表を企業に義務づける法律も出来ました。日本企業はどのように対応しているのか、また児童労働・強制労働のあるモノリストを発表している米国労働省が世界の児童労働問題にどのように取り組んでいるのか。2人の専門家にお話をうかがいます。

 

【 第2回 SDG8.7に関する研究会

   「サプライチェーンの児童労働?英国現代奴隷法と米国労働省の児童労働への取り組み?」

日 時:2017年6月27日(火) 13:30-16:30

定 員:40名

会 場:アムネスティ・インターナショナル日本 会議室(千代田区神田小川町2-12-14 晴花ビル 7F)

講 師:下田屋 毅 氏(Sustainavision Ltd. 代表取締役)

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ローレン・ダム氏(米国労働省国際労働局、児童労働・強制労働・人身売買対策室 モニタリング・評価オフィサー

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【 プログラム 】

13:15    開場

13:30    開会 司会:鈴木宏二(連合国際局局長/児童労働ネットワーク運営委員)

13:35  主催者あいさつ 本研究会の趣旨について 

    堀内光子(児童労働ネットワーク代表) 

13:45  基調講演1 「日本企業も対応を迫られる、英国現代奴隷法によるサプライチェーン管理への影響とは?」

下田屋 毅氏(Sustainavision Ltd. (サステイナビジョン) 代表取締役)

14:10     基調講演2 「米国政府が児童労働にどのように取り組んでいるか?米国労働省児童労働・強制労働・人身売買対策室(OCFT)の概要、サプライチェーンの児童労働使用のリスク軽減のリソース紹介」

ローレン・ダム氏(米国労働省国際労働局、児童労働・強制労働・人身売買対策室 モニタリング・評価オフィサー)(逐次通訳:岩附由香)

15:00     写真撮影 -児童労働にレッドカード!

15:05     休憩

15:15     質疑応答+パネルトーク

進行:堀内光子 パネル:下田屋毅氏、ローレン・ダム氏

15:50     グループディスカッション+シェアタイム

16:20     CL-NETキャンペーンご案内

16:30    閉会


参加費:  会員団体 無料(人数無制限)

    賛同団体 500円/名

    企  業 2,000円/名

    NGO・労働組合・一般 1,000円/名


申込はこちら

皆さまのご参加をお待ち申し上げております。



ご案内|4/25 第1回 SDG8.7に関する研究会

2017.04.12

この度児童労働ネットワークでは、ストップ!児童労働 キャンペーンの開始時期に合わせ
研究会を開催します。
CL-Net会員の皆さまは無料でご参加いただけますので、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

SDG8.7で廃絶を目指す強制労働や児童労働。実は企業のサプライチェーンにこの
人権問題があることが指摘されています。企業のサプライチェーンの透明化を求める
動きが欧米では活発化しており、政府の調達方針にもそれが反映されるなど、企業
の社会的責任への期待は高まっています。そのような背景から、現状まで、どのよう
な機会・課題があるのか、この分野の市民社会組織の中では最もエキスパートである
黒田かをりさんにご協力いただき、お話を伺います。

皆さまのご参加をお待ち申し上げております。

【 第1回 SDG8.7に関する研究会 】
日 時:2017年4月25日(火)14:00-17:00
講 師:黒田かをりさん(CSOネットワーク 事務局長)
テーマ:国連ビジネスと人権、持続可能な公共調達

参加費:  会員団体 無料(人数無制限)
    賛同団体 500円/名
    企  業 2,000円/名
    NGO・労働組合・一般 1,000円/名

会 場:連帯社会研究交流センター(〒162-0843 東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル5階)
      最寄駅:市ヶ谷駅
         ・東京メトロ有楽町線、南北線5番出口より徒歩3分
         ・都営新宿線4番出口より徒歩8分
         ・JR総武線より徒歩8分

ストップ!児童労働 キャンペーン2016報告書が完成しました!

2017.04.04

「ストップ!児童労働 キャンペーン2016」の報告書が完成し、
現在紙版を会員団体・賛同団体の皆さまにお送りさせていただいております。

キャンペーンにご参加・ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!

こちらよりダウンロードも可能ですので、ぜひご覧ください!

「ストップ!児童労働 50万人署名」 厚生労働省提出のご報告

2016.06.29


2016年6月14日、塩崎恭久厚生労働大臣に、児童労働ネットワーク(CL-Net)が「ストップ!児童労働 キャンペーン2015」で集めた「ストップ!児童労働50万人署名」を提出しました。

児童労働ネットワークからは署名の要請事項に加え、5月16日教育協力NGOネットワークと共催で行った議員懇談会にて提案した政策提言書も合わせて要請してまいりました。当日は代表の堀内、事務局長の岩附、事務局の杉山と近藤が伺いました。

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主な要請内容は下記の通り。

1)貧困、教育などの国際協力において児童労働にも配慮したプログラムを実施すること、

2)日本国内の児童労働問題についても実情の把握と対策の強化を行うこと、

3)TPPにも明記されていることから、企業がサプライチェーンの児童労働にも関心を払うよう、政府として国際スタンダードの周知や啓発を行うこと


塩崎大臣からは、要請事項に対し、省内によく通達するとの旨ご回答をいただきました。


併せて、提出後に塩崎大臣を囲んでレッドカードをあげました。

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児童労働ネットワークは引き続き、日本の政府への働きかけを続けてまいります。


ストップ児童労働! キャンペーン2016は5月5日から7月7日まで

2016.04.18

ストップ!児童労働 キャンペーン2016が5月5日から7月7日までとなります。

今年はノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティヤルティ氏をお招きして公開シンポジウム「私からはじまる児童労働のない未来」〜ノーベル平和賞受賞者カイラシュさんの問題解決方法とは〜を開催するほか、これまでのレッドカードアクションにプラス1のアクションも行われます。

詳しくはキャンペーン特設サイトをご覧ください。


4/15 16:15〜「ストップ!児童労働 キャンペーン2016』事前説明会のご案内

2016.04.04

55日から「ストップ!児童労働」のアクションを起こそう!


ILO(国際労働機関)が2002年に612日を「児童労働反対世界デー」として制定したことをきっかけに、児童労働ネットワークでは2006年より「ストップ!児童労働 キャンペーン」を毎年開催しております。


今年は55日こどもの日からキャンペーンを開始します。

つきましては、「ストップ!児童労働キャンペーン2016」の事前説明会を、下記の日程で開催いたします。個人・団体問わず、ご関心のある方はどなたでもご参加いただけます。

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

また、当日は説明会の前に児童労働に関する学習会を予定しております。

ご詳細はまたウェブサイトにて掲載いたします。皆さんのご参加をお待ちしております!

 

【内容】

・ストップ!児童労働 キャンペーン2016の活動計画のご説明

・キャンペーンに関する意見交換

 

【ストップ!児童労働キャンペーン2016 事前説明会】

日時:2015415日(金) 1600分〜1700分 (受付:1545分〜)

会場:連合会館 3階 A会議室 http://rengokaikan.jp/access/

定員:30

参加費:無料

主催:児童労働ネットワーク(CL-Net

 

【申し込み方法】

下記のURLの申し込みフォームからお願い致します。※締切【4/13(月)】

https://ws.formzu.net/fgen/S15134288/

ストップ!児童労働 キャンペーン2015 報告書が完成しました!

2016.03.14

「ストップ!児童労働 キャンペーン2015」の報告書が完成し、
現在紙版を会員団体・賛同団体の皆さまにお送りさせていただいております。 

キャンペーンにご参加・ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました! 

こちらよりダウンロードも可能ですので、ぜひご覧ください。

「ストップ!児童労働 50万人署名」 外務省提出のご報告

2016.03.14

濵地政務官(左から3番目)とCL-Net代表団

濵地政務官(左から3番目)とCL-Net代表団

1月28日(木)、外務省の濵地外務大臣政務官に、児童労働ネットワーク(CL-Net)が「ストップ!児童労働 キャンペーン2015」で集めた「ストップ!児童労働50万人署名」を提出しました。

CL-Net代表・堀内からは過去最高の51万3935筆の署名が集まったことと、「ストップ!児童労働50万人署名」の要請内容に加え、署名後の国際政策の進展に伴い、追加要請をさせていただきました。これらは、国連総会における「持続可能な開発目標(SDGs)」の採択と、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の合意です。SDGs中のターゲット8.7[児童労働の撤廃]について、2025年までの全廃目標に向けて、日本の政府開発援助(ODA)の強化だけでなく、国内での児童労働についても取り組んでほしいこと、また、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の実施において、児童労働撤廃を十分に考慮した政府の積極的な対応を求めました。さらに、2017年開催予定の児童労働世界会議の準備のためにも、マルチセクターの関係者が集う政府主催の意見交換会の開催を要請しました。

児童労働の現状と世界の動きについてCL-Net事務局長・岩附が説明し、SDGsの目標達成について、日本もODAを通じて積極的に取り組むことの重要性や、貿易政策におけるサプライチェーンを含めた児童労働に対する社会的責任の啓発を通じて企業活動を見直すことを検討してもらうよう訴えました。

これに対し、濵地政務官は「生まれた環境で子どもが児童労働をさせられることはあってはならないことであり、私たち日本人は日常生活でそれを利用している可能性がある」という認識を示し、またTPPにも触れ、「児童労働による商品の貿易の自粛を促す条文が含まれており、これは世論に訴えかける中でも重要な根拠になる。国内ならず様々な国に児童労働撤廃を積極的に働きかけていきたい」と述べました。

訪問には、CL-Net会員団体のフリー・ザ・チルドレン・ジャパンから2名の高校生も同行し、スタディツアーでの児童労働の現場を視察した経験や考えを述べ、子どもが児童労働によって学校に通えないことは社会の大きな損失であることを伝え、政府が中心となって社会全体が児童労働問題に取り組んでもらいたいと訴えました。

これに対し濵地政務官は、将来を担う子どもにとっての学校や教育の重要性にも理解を示し、「国際機関だけで児童労働の撤廃を呼びかけるには限りがあるので、日本がODAなどで行っている技術協力支援などを通じ、日本国内にも発信していきたい」と述べました。

「ストップ!児童労働 50万人署名」のご報告

2015.09.02

集計結果をご報告します。


◆ストップ!児童労働 50万人署名◆(集計中)
筆数:511,000(8/26現在)


ご参加・ご協力をいただいたみなさま、誠にありがとうございました。
心より感謝いたします。

また、署名提出は10月以降を予定しております。
詳細が決まりましたら最終的な集計結果とあわせて、ウェブサイトにてお知らせいたします。

渋谷教育学園渋谷高等学校在中の女流将棋士 竹俣紅さんが自身のブログで「レッドカードアクション」に賛同してくださいました!

2015.07.06

竹俣紅
渋谷教育学園渋谷高等学校在中の女流将棋士 竹俣紅さんが自身のブログで「レッドカードアクション」に賛同してくださいました!

学校の授業でアムネスティ・インターナショナル日本さんのお話を聞き、レッドカードアクションに参加してくださいました。 竹俣紅さんプロフィール▼
女流棋士
渋谷教育学園渋谷高等学校在学
竹俣紅 公式ブログはこちら

川崎フロンターレ・大久保嘉人選手もレッドカードアクションに参加してくれました!

2015.06.20

大久保嘉人
川崎フロンターレ・大久保嘉人選手もレッドカードアクションに参加してくれました!

この写真は、2015年1月31日に放送された『世界一受けたい授業』の収録時に 撮影されたものです。

番組には、フリー・ザ・チルドレンの創設者クレイグ・キールバーガー氏が先生役として出演され、番組収録後に生徒役としてゲスト出演していた大久保選手にクレイグ氏が声をかけたところ、「児童労働にNO!レッドカードアクション」に快くご協力くださいました。

大久保選手、ご賛同・ご協力ありがとうございました!

大久保嘉人さんプロフィール▼
プロサッカー選手
川崎フロンターレ所属
公式プロフィールはこちら

【プレスリリース】女子サッカーW杯で「児童労働にレッドカード」

2015.05.01

なでしこジャパンVSカメルーン戦で「児童労働」に「レッドカード」をあげよう!!

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児童労働の問題解決に貢献することを目指すNGOや労働組合などが加盟する児童労働ネットワーク(代表・堀内光子)は、児童労働反対世界デー(6/12)当日に開催されるFIFA女子ワールドカップの日本VSカメルーン戦に合わせ、児童労働への反対の意思を示す「レッドカード」を掲げる「レッドカードアクション」への参加を呼びかけます。

※「レッドカードアクション」は、国際労働機関(ILO)が世界的に展開している「Red Card to Child Labour Campaign」に賛同し、児童労働ネットワークが実施している、児童労働の問題を知らせ、問題解決に向けた取り組みの必要性を訴えかけるためのアクションです。児童労働ネットワークは、2002年に国際労働機関(ILO)が定めた6月12日「児童労働反対世界デー」に合わせ、児童労働を知らせ、政府への提言を行う「ストップ!児童労働キャンペーン」を2006年より毎年開催してきました。

【PDF】児童労働ネットワーク プレスリリース(2015年5月1日)

「ストップ!児童労働 キャンペーン2015」特設ページ、公開!

2015.04.06

タイトル:「ストップ!児童労働 キャンペーン2015」特設ページ、公開!

内容:本日、「ストップ!児童労働 キャンペーン2015」の特設ページをオープンしました!
>>>「ストップ!児童労働キャンペーン2015」特設ページ

キャンペーンは5月5日よりスタートします。
署名活動はキャンペーンに先行して、2月より開始しております。
>>>「ストップ!児童労働 50万人署名」

キャンペーンの情報は、随時公開してまいります。
みなさまのご参加を、お待ちしております!

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【ストップ!児童労働キャンペーン2015】
キャンペーン期間:2015年5月5日?7月5日
(5/5こどもの日、6/12 児童労働反対世界デー、5/5~7/5女子ワールドカップ開催期間)

・活動計画
1.「レッドカードアクション」の実施
2.「ストップ!児童労働50万人署名」の実施
3.キャンペーン賛同イベントの開催呼びかけ、共同広報
4.広報活動、世論喚起:ウェブサイトやSNSからの発信、プレスリリース等を通じて
==============================

4月15日(水)16時00分? キャンペーン説明会を開催します!

2015.04.06

ストップ!児童労働 キャンペーン2015のスタートが5月5日に迫ってまいりました!

賛同団体・協力団体を検討しているNGO、企業、労働組合、学校、学生団体向けにキャンペーン説明会を行います。もちろん賛同団体の皆さんのご参加も大歓迎です!皆さんのご参加をお待ちしております。

 日程 2015年4月15日(水)16時~17時30分(15時45分受付開始)
 場所 連合会館 3階A会議室(地図はこちら  )

活動報告記事を掲載しました。

2014.12.30

下記の活動報告記事を掲載しました。
・2014.11.28 会員総会 開催報告
・2014.11.28 学習会    開催報告
・2013.10.30 会員総会 開催報告
・2013.10.30 学習会   開催報告
・2013.10.8-10 第3回児童労働世界会議(ブラジル) 出席報告

※2013年度の活動報告掲載が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

組織情報を更新しました。

2014.12.30

下記のページを更新しました。
組織概要

下記のアイテムを掲載しました。
・2014年度活動計画
・2013年度活動報告
・児童労働ネットワーク規約(2014.11改訂)

・2014年度会員総会議事録

2014.11.28 2014年度CL-Net学習会・会員総会を開催します!

2014.10.28

イベント情報を更新しました。

「児童労働ネットワーク 2014年度学習会・会員総会」を開催致します。

外務省に署名を提出しました。

2014.08.28

8月25日(月)、外務省を訪問し、木原誠二外務大臣政務官に署名を提出しました。

CL-Net代表・堀内が、過去最高の署名が集まったことをお伝えし、国連総会において日本政府が児童労働撤廃を求めるよう、強調しました。
また、児童労働の現状についてCL-Net事務局長・岩附が述べ、連合国際局局長・大久保から海外における企業行動の重要性を訴えました。

木原政務官は、「児童労働は重要な問題である」との認識を示したうえで、「貧困、初等教育、家庭、企業のサプライチェーンなどの課題とも関わりがある。今後ポストMDGsの中で、どう焦点をあてられるか、意識しながら議論に参加していきたい」と述べました。

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<意見交換会の様子>


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<木原政務官(中央)とCL-Net代表団>

今回の署名提出のプレスリリースを作成しました。
下記URLよりご覧ください。

日本労働組合総連合会のホームページにも掲載されました。


本日、外務省へ署名を提出して参ります!

2014.08.25

前回のご報告から改めて集計をしたところ、8/22時点で「44万2282筆」の署名が集まっています!

そして本日、外務大臣政務官へ面会し、署名を提出して参ります。

本日の署名提出に関するプレスリリースを作成しましたので、ご覧ください。
提出の様子は、後日ウェブサイトにてご報告させていただきます。

>>「外務大臣政務官へ署名提出」プレスリリース

>>「ストップ!児童労働 30万人署名」について

「ストップ!児童労働 キャンペーン2014」成果のご報告

2014.08.19

「ストップ!児童労働 キャンペーン2014」の一環で行ってきました「レッドカードアクション」と「ストップ!児童労働30万人署名」の集計結果をご報告します。

≪レッドカードアクション≫(集計完了)
写真数:714枚
参加人数:9,210人

≪ストップ!児童労働30万人署名≫(集計中)
筆数:436,631(8/19現在)

レッドカード写真.png
>レッドカードアクション写真はこちらからご覧いただけます。


署名写真.jpeg
写真はほんの一部です。

どちらも目標値を大きく超えた結果となりました。
まだまだ知られていない「児童労働」という問題を、みなさまのご協力により、日本全国そして世界中に発信できたことが、何よりの成果だと思っております。

ご参加・ご協力をいただいたみなさま、誠にありがとうございました。
心より感謝いたします。

また、署名提出は8月下旬から9月を予定しております。
最終的な集計結果とあわせて9月頃、ウェブサイトにてお知らせいたします。

6.12児童労働反対世界デーは、日本全国で「児童労働にレッドカード」を掲げよう!

2014.06.10

元サッカー日本代表選手も応援!

職場で!学校で!お家で!レッドカード 写真
その1)職場で!学校で!お家で! 

レッドカードを掲げる場所はどこでもOK!
「児童労働をなくそう」という思いをこめて、レッドカードを掲げた写真をTwitterやFacebookでシェアしよう!

参加方法はこちら


霧島温泉より「児童労働にレッドカード」 写真
その2)あなたの町から世界に発信!

あなたの町や都道府県のランドーマークを背景に、「児童労働にレッドカード」アクションの写真を撮って、TwitterやFacebookでシェアしよう。

日本全国からの声が集まれば、児童労働をなくす大きな後押しになります!

<例:鹿児島県 霧島温泉より「児童労働にレッドカード」! #STOPCL #REDCARD>



コースター
その3)お店で!

「レッドカードアクション」協力店舗で、は「児童労働にレッドカード」のパンフレットやコースターを設置いただいています。
6月12日、みんなでお店に行って、レッドカードアクションに参加しよう!

協力店舗はこちら




スポーツバーでレッドカード 写真≪協力店舗、募集中!≫ 
7月13日までのキャンペーン期間中に「レッドカードアクション」の実施や、「レッドカード」の設置にご協力いただける店舗を大募集中です。
協力店舗にはオリジナルコースターを配布しています(数量限定!)

ぜひ下記フォームからご登録ください!



■「レッドカードアクション」はILO駐日事務所と連携して実施しています。

「ストップ!児童労働 キャンペーン2014」プレスリリースを掲載しました

2014.06.07

「ストップ!児童労働 キャンペーン2014」プレスリリース「6月12日は児童労働反対世界デー FIFAサッカーワールドカップも同日キックオフ。」をアップしました。

賛同団体・個人を大募集中!「ストップ!児童労働 キャンペーン2014」

2014.05.01

□■ 「ストップ!児童労働 キャンペーン2014」ご賛同のお願い ■□

児童労働ネットワークでは、6月1日よりスタートする「ストップ!児童労働 キャンペーン2014」に賛同いただける団体・個人を大募集中です。

今年のキャンペーンは、「レッドカードアクション」「署名活動」「賛同イベント」が3本柱です。参加型の企画を多く準備しておりますので、ぜひ多くの方にご参加・ご協力をいただければ、と思っております。

キャンペーンの概要、ご賛同のお手続きについては下記ページをご覧ください。
http://cl-net.org/campaign2014/

「ご賛同申込」及び「イベント登録」は、ウェブサイト掲載・フライヤー発送の都合上、
【5月9日(金)】を一次締切とさせていただいておりますので、ご協力の程、お願いいたします。
(受付はその後も随時行っております)

みなさまのご賛同・ご協力を、心よりお待ちしております!

「ストップ!児童労働 キャンペーン2014」特設ページ、公開しました!

2014.04.18

本日、「ストップ!児童労働 キャンペーン2014」の特設ページをオープンしました!

>>>「ストップ!児童労働キャンペーン2014」特設ページ

キャンペーンは今年も6月1日よりスタートします。
復活した署名活動はキャンペーンに先行して、4月15日よりスタートです!
>>>「ストップ!児童労働 30万人署名」

キャンペーンの情報は、随時公開してまいります。
みなさまのご参加を、お待ちしております!

==============================
●概要
名称:ストップ!児童労働キャンペーン2014
期間:2014年6月1日?7月13日

●目的
児童労働という言葉を知っている人が増える
児童労働解決のために市民が行動を起こす
日本政府による児童労働撤廃に向けた取り組みが強化・促進される

●活動計画
1.「レッドカードアクション」の実施
2.「ストップ!児童労働30万人署名」の実施
3.キャンペーン賛同イベントの開催呼びかけ、共同広報
4.広報活動、世論喚起:ウェブサイトやSNSからの発信、プレスリリース等を通じて
==============================

4/17 13:30?「ストップ!児童労働 キャンペーン2014』事前説明会のご案内

2014.04.10

6月は、"ストップ!児童労働"のレッドカードを掲げましょう!

「ストップ!児童労働キャンペーン2014」の事前説明会を下記日程で開催いたします。個人・団体問わず、ご関心のある方はどなたでもご参加いただけます。みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

>>詳細はこちら http://cl-net.org/event/2014/04/417-1330-2014.html


【ストップ!児童労働キャンペーン2014 事前説明会】

日時:2014417日(木) 1330分?1500分 (受付:1315分?)

会場:連合会館 3階 A会議室 http://rengokaikan.jp/access/

定員:30

参加費:無料

主催:児童労働ネットワーク(CL-Net

 

【申し込み方法】
下記のURLの申し込みフォームからお願い致します。

http://ws.formzu.net/fgen/S94059950/
締切【4/15(火)】

2013年度スタート!組織情報を更新しました。

2013.12.04

下記情報を更新しました。
・規約(2013.10改訂版)
・2013年度活動計画

組織概要

会員数


2013.10.30 2013年度CL-Net会員総会・学習会を開催します!

2013.10.16

イベント情報を更新しました。
http://cl-net.org/event/

ストップ!児童労働 キャンペーン2013 報告書が完成しました

2013.08.30

「ストップ!児童労働 キャンペーン2013」(6.1?6.30)の報告書と、「ひとはたあげよう」の報告ポスターが完成しました。表紙の絵は、「ひとはたあげよう」で集まった463枚の写真をあしらったモザイクアートになっています。
ぜひ下記よりダウンロードの上、ご覧ください。キャンペーンにご参加・ご協力をいただいたみなさま、ありがとうございました!

Report2013.png    Poster2013.png
報告書(A4)              報告ポスター(A3)  

>>ダウンロードはこちら

キャンペーン2013終了!たくさんのご参加をありがとうございました!

2013.07.11

6月1日?30日まで実施していた「ストップ!児童労働 キャンペーン2013」が終了しました。
本当にたくさんの方にご協力頂き、無事終了しましたことを、ご報告致します。

メイン企画「ひとはたあげよう」には、こちらのみなさまにご参加をいただきました。
写真数は当初100枚を目標にしておりましたので、大幅に達成することができました!
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
 写真数 463枚
 投稿者 151人
 ひとはたあげた人 2,212人
 あがった旗 1,882本
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

まだまだ知られていない「児童労働」という問題を、みなさまのご協力で
認知と理解を深められたことが何よりの成果だと思っております。
たくさんのご参加・ご協力をいただき、心より御礼申し上げます。

成果詳細は現在情報集約中ですので、まとまり次第改めてご報告いたします。

>>>みんなのひとはたフォトギャラリーはこちらから

Join us! "Raise your flag" action for stop child labour! / 英語バージョンひとはたあげようキット、出来ました!

2013.06.12

英語ユーザーのみなさま、大変お待たせいたしました。
ひとはたあげようキットの英語バージョンが完成しました。
グローバル発信にも、ぜひご活用ください!

本日、「児童労働反対世界デー」!

2013.06.12

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いま、世界の子どもの7人に1人が児童労働者。
 
今日、6月12日は国際労働機関(ILO)が定めた「児童労働反対世界デー」。
貧困などが原因で学校に行けずに危険で有害な労働を余儀なくされている子どもたちは、世界に2億1500万人もいます。
 
今日のこの日、児童労働の問題に対する世界的な関心を高めようと、世界各地でさまざまな活動が行われます。
 
知ること、伝えることなら誰にでもできます!
今日、ひとりでも多くの人がこの問題について考えることで取り組みが広がるよう、写真アクション企画「ひとはたあげよう」にぜひ参加してください!

あなたの「ひとはた」、お待ちしています。
 

日テレ「7daysチャレンジTV?一緒に、未来貢献?」(2013.6.9)をご覧になったみなさまへ

2013.06.10

昨夜9日、日本テレビの番組「7daysチャレンジTV?一緒に、未来貢献。?」にて
「児童労働」をテーマとした番組が放送されました。

ナビゲーターは、池上彰さん。ネパールへ児童労働の実態を取材しに行かれ、
会場のみなさんとともに「児童労働」の問題を考えました。

番組にも出てきた家事労働は、家庭の中で行われるため、見つけるのが
難しい児童労働の一つです。児童労働として働く子どもの仕事は家事労働の他、
カカオ畑やコットン畑、鉱山、縫製業、子ども兵士、性産業など非常に多岐にわたり、
その数、世界に2億1500万人。世界の子どもの7人に1人にあたります。

>>>児童労働について、データから学ぶ
>>>児童労働について、動画から知る

児童労働ネットワークでは、児童労働をなくすために活動するNGO、労働組合、
個人が集まり、協働での解決を目指しています。

6月12日は、「児童労働反対世界デー」。

知らなければ、何もすることができない。
けれど、知る人が増えれば、次の一歩を踏み出せる。
そう考える私たちは、アクション型新企画「ひとはたあげよう」で、児童労働を知る人を増やし、
「ストップ!児童労働」のメッセージを広めるチャレンジを始めています。
期間は6月30日まで。ぜひ、ご参加ください。

6.1キャンペーンスタート!「ひとはたあげよう」、参加者続々!

2013.06.05

6月1日、いよいよ「ストップ!児童労働 キャンペーン2013」がスタートしました!

今年のメイン企画は、「ひとはたあげよう」。みなさんから続々とご参加をいただいています!
素敵な写真が盛りだくさん>>>https://www.facebook.com/stopCL

本日5日は、文京学院大学女子中学校のみなさんとひとはたあげてきました!
>>>フォトアルバムはこちら

キャンペーン賛同イベントも、6件を既に実施。CL-Net主催の「TICADVサイドイベント」(6.2,横浜)は、111名の方にご参加をいただき大いに盛り上がりました!
>>>フォトアルバムはこちら

これから11件、多彩なイベントが開催予定です。ぜひご参加ください!
>>>イベント一覧はこちら

イベント情報を更新しました!

2013.05.27

6月は、児童労働に関連するイベントが多数開催されます。
イベント情報のページを更新しました!
ぜひご覧ください!
>>>イベント情報

6.2 TICADVサイドイベントに、ILO本部より特別スピーカー登壇決定!/ A special speaker from ILO, Geneva is going to come!

2013.05.27

6.2のTICADV公式サイドイベントへ、ILO本部からの特別スピーカー登壇が決定しました!
▽ILO本部 事務局次長 フィールド活動担当 / 前トーゴ首相 ジルベール・ウングボ氏

>イベントの詳細はこちらをご覧ください。

A special speaker from ILO, Geneva is going to come!
Mr. Gilbert Houngbo, ILO's Deputy Director-General for Field Operations
/The ex‐Prime Minister of Togo

For more infomation, please click here.

▽ストップ!児童労働▽キャンペーンツールを掲載しました。

2013.05.23

キャンペーンツール(ウェブバナー、ひとはたあげようフライヤー、ひとはたあげよう作成キット、企画書)を掲載しました。ぜひご活用ください!
ダウンロードページ

TICADVサイドイベント英語版案内を掲載しました / 2nd June | Tokyo International Conference on African Development (TICAD V) Official Side Event will be held!!

2013.05.23

From June 1st to 3rd、The 5th Tokyo International Conference on African Development (TICAD V) will be held in Yokohama.

It has been decided, that The Child Labor Network will also be hosting for the side event.

 Contrary to the world wide declining tendency, in the south of Sahara of Africa, child labor is increasing and the number of youth (age 15 - 17) involved in dangerous or injurious work is increasing across the world.

  Child Labor prevents the healthy growth of children, Africa's human development, and is a major development task that concerns the human resource development of the next generation and an obstacle to achieve MDGs1 and 3.

  We will introduce how the Japanese NGO, firms, International organizations have been dealing with the elimination of child labor in Africa, and will hold a symposium to think about the African Development from different angles such as the standpoint of the children and youth.

  Please Join us!!

 ⇒For more information, please check here.

▽ストップ!児童労働▽ひとはたあげようのページを公開しました。

2013.05.15

6月から始まる「ストップ!児童労働 キャンペーン2013」のメイン企画、
「ひとはたあげよう」のページを公開しました。
みなさまのご参加をお待ちしています!
ひとはたあげよう

2013.6.2 アフリカ開発会議(TICAD V) サイドイベント 開催!

2013.05.14

6月1日?3日、横浜で「アフリカ開発会議(TICAD V)」が開催されます。
そのサイドイベントを、児童労働ネットワークも主催することになりました。 

アフリカの児童労働をなくすための、日本のNGO、企業、国際機関の取り組みを紹介し、
子ども・若者の観点を含めた様々な角度からアフリカ開発を考えるシンポジウムを開催します。
ぜひご参加ください!

詳細はこちらをクリック!

賛同団体・個人を募集中!|ストップ!児童労働 キャンペーン2013

2013.05.14

児童労働ネットワークでは、「ストップ!児童労働 キャンペーン2013」に
賛同いただける団体・個人を大募集中です。
下記の賛同ステップをご確認いただき、ぜひキャンペーンにご参加ください!

5月17日(金)までのフォームからお申込みをいただけますと、翌週に
キャンペーンフライヤーを発送させていただけます。
※その後でもご賛同は随時募集しております。

ご不明点などございましたら、事務局までお問い合わせください。
みなさまのご賛同を心よりお待ちしております。

==============================
●キャンペーンに賛同し、組織、個人として参加するには
1)キャンペーン企画書をご確認ください
2)CL-Netウェブサイト内の賛同申込フォームからお申込みください

3)キャンペーン賛同金のご納入をお願いいたします
(一口以上何口でもご協力いただけます)
≪納入金額≫ 非営利団体(一口):  5,000円  
       企業(一口)         :10,000円  
         個人(一口)         :  2,000円
≪振込先≫ 
【郵便振替口座】00160-8-685281 口座名義:児童労働ネットワーク(CL-Net)
【銀行口座】三菱東京UFJ銀行 上野支店 普通口座 5413699
       口座名義:児童労働ネットワーク(CL-Net)
※郵便・銀行共に、可能でしたら通信欄に「ストップ!児童労働キャンペーン2013 賛同金」と明記してください。
※お振込み後、振込日時を事務局にご連絡ください。

●キャンペーンに賛同すると
1.CL-Netのウェブサイトやキャンペーン報告書で団体名をご紹介します。
2.団体主催のキャンペーン賛同イベント広報に協力します。
    :CL-Netウェブサイトに掲載する賛同イベント一覧
  :フェイスブックでのイベントシェア 等
3.キャンペーンフライヤー(ひとはたあげよう)を無料で配布します。
 (数量に上限あり)
==============================

ストップ!児童労働 キャンペーン2013、6月スタート!

2013.05.14

児童労働問題の解決に貢献することを目指す、児童労働ネットワーク(CL-Net)では、
昨年に引き続き2013年も6月12日の「児童労働反対世界デー」に合わせてキャンペーンを行います。

「ストップ!児童労働 キャンペーン2013」と名前も新たに、期間は6月の1か月間。

今年の目玉企画は、ディック・ブルーナの絵を使ったひとはたあげよう」。
ブルーナの絵や「ストップ!児童労働」のメッセージが入ったかわいい旗を、
6月のキャンペーン期間中にお弁当などの食べものに立てたり、ペットや人、
風景など、"ぱっと目をひく素敵ななにか"と一緒に撮影します。
そしてFacebook公式ページに投稿し、児童労働を知る人を、友達から友達へ、
みんなのパワーで増やそう!という企画です。
旗はイベントやダウンロードで入手できます。ぜひご参加ください!
Facebook公式ページ https://www.facebook.com/stopCL/

他にも、TICADV公式サイドイベント(6.2)の開催や、
キャンペーンに賛同するNGO・労働組合・企業による児童労働のイベント開催など、
企画は盛りだくさん。ご注目&ご参加ください!

♪キャンペーンの詳細はこちらをチェック!
♪ひとはたあげようはこちらをチェック!
♪キャンペーン賛同団体・個人、大募集中です! →申込はこちら

==============================
●概要
名称:ストップ!児童労働 キャンペーン2013
期間:2013年6月1日?6月30日

●目的
児童労働について知っている人が増える
児童労働解決のために市民が行動を起こす
日本政府による児童労働撤廃に向けた取り組みが強化・促進される

●活動計画
1.アクション企画「ひとはたあげよう」の実施
2.キャンペーン賛同イベントの開催呼びかけ、共同広報
3.TICADVサイドイベントの開催(6/2 17時半?19時)
4.広報活動、世論喚起:ウェブサイトやフェイスブックからの発信、プレスリリース等を通じて
==============================

厚生労働省より署名要請に対する回答がありました

2013.03.18

2012年に提出した「世界から児童労働をなくそう!署名」について、厚生労働省より要請事項に対する回答がありました。詳細はこちらからご覧いただけます。

活動紹介のページを更新しました

2013.03.18

CL-Netの活動」のページを更新しました。

キャンペーン2012と署名の実施報告を掲載しました

2013.03.15

ダウンロードアイテムをアップしました

2012.12.28

「ダウンロード」ページに新アイテムをアップしました。

組織情報を更新しました

2012.12.28

組織概要
のページを更新しました。

児童労働反対世界デーキャンペーン2012 賛同団体を募集中!

2012.03.23

□■ 「児童労働反対世界デーキャンペーン2012」 賛同・協力のお願い ■□
         2012年5月5日(土)?2012年6月30日(土)
         !賛同 第一次締切! 4月2日(月)
           ※チラシ掲載の締め切りです。その後も募集は受け付けております。

D-WCLDphoto2011_CL-Net.jpgのサムネール画像



いつも児童労働ネットワーク(CL-Net)の活動にご理解、ご協力をいただき、ありがとうございます。
児童労働問題の解決に貢献することを目指す、児童労働ネットワーク(CL-Net)では、昨年に引き続き2012年も6月12日の「児童労働反対世界デー」に合わせてキャンペーンを行います。キャンペーン開始に向けて、主旨に賛同し、キャンペーンに参加・協力する団体を募集しています。子どもの教育や健やかな成長といった権利の実現をめざす活動や理念をお持ちの団体のみなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

◇キャンペーン企画書・ガイドライン
CL-Netcampaign2012-alldocument_20120314.pdf

◇キャンペーン申込フォーム一式
CL-Netcampaign2012-form_20120314.doc

◇昨年のキャンペーンウェブサイト
http://stopchildlabour.jp/


●キャンペーンに賛同し、組織、個人として参加するには
1)キャンペーン企画書とキャンペーン・ガイドラインを必ずお読みください。
2)賛同申込フォームにご記入の上、事務局までお送りください。
(組織の場合第一次締切を4月2日(月)とします。その後も随時受け付けますが、
キャンペーンのチラシに名前の掲載をご希望される場合はこの日までにお願いします。)
3)キャンペーン賛同金のご納入をお願いいたします。(一口以上何口でもご協力いただけます)
≪納入金額≫ 非営利団体(一口):5,000円  企業(一口):10,000円  個人(一口):2,000円
≪振込先≫ 【郵便振替口座】00160-8-685281 口座名義:児童労働ネットワーク(CL-Net)
      【銀行口座】三菱東京UFJ銀行 上野支店 普通口座 5413699
       口座名義:児童労働ネットワーク(CL-Net)
      ※郵便、銀行共に、通信欄に「児童労働反対世界デーキャンペーン2012 賛同金」
       と明記してください。
      ※お振込み後、振込日時を事務局にご連絡下さい。

●キャンペーンに参加すると
1)4月2日までに団体でご賛同いただいた場合、キャンペーンのウェブサイト、チラシ、
報告書に名前が記載されます。
2)チラシデータ入稿以降に賛同していただけた場合、キャンペーンのウェブサイト、
報告書に名前が記載されます。
3)ウェブサイトに掲載するイベント一覧に、団体主催のキャンペーン関連イベントを
載せることができます
(チラシへの掲載は、4月2日(月)までにイベント実施の申し込むがあったものに、
ウェブサイト公開時の掲載は、4月6日(金)までのものに限らせていただきます。)
4)作成する広報ツール(チラシ、ポスター、等)を無料で配布させていただきます。
(数量に上限あります)
※必要数、日時を4月2日(月)までに賛同申込フォームまたはイベント申込フォームで
お知らせいただけますと調整ができます。配布、掲示へのご協力をよろしくお願いします。

●キャンペーンを広げるためにご協力ください
1)期間中に、キャンペーンの目的を達成するためのイベントを企画し、実施してください。
キャンペーンウェブサイトに掲載し、参加を呼びかけます。ウェブサイト公開時の掲載のための
申込期限は4月6日(金)ですが、ウェブサイトは随時アップを行いますので、それ以降でも賛同
イベントとして登録ができます。ご連絡をお待ちしています。
2)キャンペーン参加者が参加・実施できる「アクションメニュー」をご提示ください。
キャンペーンウェブサイトに掲載させていただくほか、関連イベントの参加者に参加を呼びかけます。
3)期間中に実施される関連イベントにできるだけ参加してください。
また周りの人たちに参加を促してください。ポスターの掲示や、チラシの配布にも、
ご協力をお願いします。また署名活動へのご協力も、お願いいたします。
4)CL?Netで制作した缶バッチがあります。キャンペーンを広めるツールとして
どうぞご購入いただき、物販やイベントの機会にお役立てください。

以上



児童労働反対世界デーキャンペーン2012

2012.01.10

2012年の児童労働反対世界デーキャンペーンは5月5日?6月30日に決定致しました!

署名提出の報告を掲載いたしました

2011.10.20

2011年5月5日から7月31日の間にみなさまからご協力を頂いた、

「世界から児童労働をなくそう!署名」は、最終的に21万2346筆集まりました。

 

先日、そのひとつひとつを厚生労働省、文部科学省、外務省の3省へ提出いたしました。

署名提出の報告を掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。

http://cl-net.org/event/report.html

 

「世界から児童労働をなくそう!署名」にご協力いただき、ありがとうございました。

 

 

11/10(木)15:00-18:00 CL-Net総会・学習会の開催のお知らせ(申込受付中!)

2011.09.06

児童労働ネットワーク(CL-Net)  2011年度会員総会と、それに併せ学習会を開催致します。

総会・学習会ともに一般の方の参加も可能ですので(総会はオブザーバー参加)、

みなさまの積極的なご参加、お待ちしております。

===================================

日時:2011年11月10日(木) 15時?18時 

会場:総評会館 3F A会議室
(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)

アクセス→http://www.sohyokaikan.or.jp/access/


【当日のプログラム予定】

15:00-17:00 学習会 (児童労働問題に取り組むNGOの現地での活動紹介)
          ?(特活)テラ・ルネッサンス 小川真吾氏
          ?(特活)かものはしプロジェクト 岩澤美保氏

17:00-18:00 総会
          ?2010年度活動・決算報告
          ?2011年度活動・予算計画

18:00- 懇親会
       イタリアングリル創作料理 ヴァン デ フューチャー(予定)
         東京都千代田区神田駿河代3-6 全電通会館1F(総会会場より徒歩5分)
       参加費:5000円

 

【学習会の参加費】
児童労働ネットワーク(CL-Net)会員 無料
一般(非営利団体、学生) 500円
一般 1000円
一般(企業、労働組合) 2000円

 

【申込締切】

11月4日(金)

 

【申込方法】

申込フォームに必要事項をご記入の上、info@cl-net.org(CL-Net事務局、担当:早水・橋場)までお申込みください。
主催 :児童労働ネットワーク(CL-Net)
 ?CL-Netは日本から児童労働問題の解決に貢献することを目指す、
  NGO・労働組合などのネットワークです? http://www.cl-net.org 
===================================

◇申込フォーム
 締切:11月4日(金)
 宛先:info@cl-net.org(CL-Net事務局、担当:早水・橋場)
【件名】11/10 CL-Net総会・学習会申込
==================================
氏名:
所属:
部署/担当 :
電話番号 :
Eメール  :
参加プログラム:学習会(要参加費)/総会/懇親会(要参加費)
区分:会員/一般(非営利団体、学生)/一般/一般(企業、労働組合)
==================================

 

6月12日 児童労働反対世界デーイベントへお越しいただいたみなさまへ

2011.06.27

2011年6月12日(日)、児童労働反対世界デー当日に映画上映会&シンポジウムを開催しました。

お知らせ1  イベントレポートを掲載しました。
       http://stopchildlabour.jp/2011/eventreport/item_91.html 

お知らせ2  当日のプレゼンテーション資料を掲載しました。
       http://stopchildlabour.jp/2011/mainevent2.html
 

ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

是非、世界を変えるみなさまのアクションを続けられてください!

レポートを掲載しました:5/16 CL-Net公開研究会「ISO26000-ラギー・フレームワークと児童労働の関係性」

2011.06.27

イベントレポートを掲載しました。

http://cl-net.org/event/2011/06/iso26000--2011516.html

6/12(日) 13:45?「ファッションで世界を変える?危険・有害労働から子どもを守るために?」開催のご案内

2011.06.03

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
 『ファッションで世界を変える
  ?危険・有害労働から子どもを守るために?』(6/12)
    児童労働反対世界デー 映画上映会&シンポジウム
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
           http://stopchildlabour.jp/2011/mainevent2.html

6月12日(日)は児童労働反対世界デー。
今年のイベントは、劇、映画、講演、トーク、パネルディスカッションと
盛りだくさん!フェアトレードや企業のCSRを通じて、そして消費者として
児童労働とどう向き合うか、じっくり感じ考える日にしてみませんか?

会場ロビーでは12時45分から約15のNGOが活動紹介デスクを出展。
直接話を聞いて、あなたが出来るアクションを見つけてください!

◇スペシャルゲスト◇
 テレビやラジオで大活躍のファッションモデル冨永愛さんと、
 ナビゲーターのアンドレア・ポンピリオさんが出演!

◇イベント概要◇
 日 時:2011年6月12日(日)13:45?18:00 (開場 12:45?)
     ※12:45?会場ロビーでNGO活動紹介デスクがオープン!
   お早めにお越しください!
 場 所:文京学院大学 本郷キャンパス 仁愛ホール
     http://www.u-bunkyo.ac.jp/about/page/campus.html
 定 員:500名
 参加費:1000円 ※高校生以下:無料 ≪資料代、缶バッジ付!≫
 共 催:NGO?労働組合国際協働フォーラム
     児童労働ネットワーク(CL-Net)
     国際労働機関(ILO)駐日事務所
 申 込:https://www.janic.org/aform019.php
  締  切:6/9(木) ※定員に達しない場合は、その後のお申込みや
     当日参加もいただけます。詳細は上記URLにアクセスいただくか、
  お問い合わせください。

【第一部】
 ○児童労働の演劇 アクションキッズ
 ○映画上映 『Garment Girls of Bangladesh』
        ?バングラデシュの衣料工場で働く女工たち?
 ○基調講演 国際労働機関(ILO)駐日事務所 代表 長谷川真一

【第二部】
 ○スペシャルゲストトーク
  冨永愛/ファッションモデル
  アンドレア・ポンピリオ/ナビゲーター

 ○パネルディスカッション
 [パネリスト]
  篠 健司   /パタゴニア日本支社 環境担当
  胤森 なお子 /ピープル・ツリー 常務取締役
  成田 由香子 /ACE 国際協力事業担当
  牧野 祥子  /SFCC(Slow Fashion Culture Creative)
 [モデレーター]
  アンドレア・ポンピリオ

 ▼ イベント詳細
 └ http://stopchildlabour.jp/2011/mainevent2.html

 ▼ イベントに関するお問い合わせ
 └ 国際協力NGOセンター(JANIC) TEL:03-5292-2911

 ▼ 児童労働反対世界デーキャンペーンに関するお問い合わせ
 └ 児童労働ネットワーク(ACE内)
  TEL:03-3835-7555 URL: http://stopchildlabour.jp/

◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 児童労働反対世界デーキャンペーン2011 賛同イベント開催中(5/5?6/30) 
           http://stopchildlabour.jp/           
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児童労働反対世界デーキャンペーン ウェブサイトオープンしました!

2011.05.02

5月5日・こどもの日より、「児童労働反対世界デーキャンペーン2011」が始まります。

キャンペーンウェブサイトがオープンしました。賛同団体による各種イベントなど、児童労働をなくすために出来る身近なアクションの情報が盛りだくさんです。是非お越しください!

http://stopchildlabour.jp/

 

 

5/16(月)18時? CL-Net公開研究会「ISO26000-ラギー・フレームワークと児童労働の関係性」開催のお知らせ

2011.04.22

  □■5/16(月)18:00? 児童労働ネットワーク(CL-Net)公開研究会
 「ISO26000-ラギー・フレームワークと児童労働の関係性」のご案内■□

児童労働ネットワーク(CL-Net)では、企業の社会的責任と児童労働をテーマに
公開研究会を開催いたします。

2010年11月に発行された全ての組織の社会的責任規格「ISO26000」には、
通称「ラギー・フレームワーク」がその内容に大きな影響を及ぼしたといいます。

児童労働など、企業活動が関わる人権侵害を防止することを目的として、
企業と人権に関する国連事務総長特別代表ジョン・ラギーが2008年に提案した
「保護、尊重、救済」の枠組みにもとづき、彼の最終報告書が、今年6月の
国連人権理事会に提出されます。

現在、人権分野の国連の作業の中で最も注目度が高いといわれる企業と人権の
問題について、国連が打ち出す総合的かつ具体的な政策となる、この通称
「ラギー・フレームワーク」について、その構造と内容について概観します。

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日時 :2011年5月16日(月) 18時00分?20時00分(受付開始:17時30分)
会場 :日本財団ビル 2階会議室
  (〒107-8404東京都港区赤坂1丁目2番2号)
   アクセス:銀座線「虎ノ門駅」、南北線「溜池山王駅」より徒歩5分
   http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
講師 :寺中 誠 (社)アムネスティ・インターナショナル日本 前事務局長、
 CL-Net運営委員
参加費:CL-Net会員、キャンペーン賛同団体 無料
 一般(企業、労働組合)  2,000円
 一般(非営利団体、学生等)   500円
定員 :30名(定員に達し次第締め切り)
申込締切:5月12日(木) ※先着順。〆切後はお問い合わせください。
申込方法::申込フォームに必要事項をご記入の上、info@cl-net.org
 (CL-Net事務局、担当:植木)までお申込みください。
主催 :児童労働ネットワーク(CL-Net)
 ?CL-Netは日本から児童労働問題の解決に貢献することを目指す、
  NGO・労働組合などのネットワークです? http://www.cl-net.org
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◇申込フォーム
 締切:5月11日(水)
 宛先:info@cl-net.org(CL-Net事務局、担当:植木)
【件名】5/16申込
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氏名:
所属:
部署/担当 :
電話番号 :
Eメール  :
区分:会員/賛同団体/一般(企業、労働組合)/一般(非営利団体、学生)
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2011年児童労働反対世界デーキャンペーンの実施について

2011.03.28

各 位

      2011年児童労働反対世界デーキャンペーンの実施について

児童労働ネットワーク代表 堀内光子
事務局長 岩附由香

 2011年3月11日の東日本大震災に被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 既にご案内をさせていただいております2011年の児童労働反対世界デ―キャンペーンについて、現在の未曾有の事態に鑑み、3月24日に運営委員会を開催し、実施について慎重に検討をいたしました。
 その結果、これまで積み重ねてきた児童労働撤廃に向けた歩みをここで止めることの
ないよう、今年も本キャンペーンを実施することを決定いたしました。

 賛同をご検討されている団体の皆さま方におかれましては、既に緊急支援を実施されている等、ご多忙を極め、今後の予定が立ちづらい状況にあるかと存じます。また、日本の国際協力NGOを取り巻く現状は、大変厳しくなることも予想されます。そのような中ではございますが、本キャンペーンを世界の児童労働の現状や皆様方団体の活動を伝える機会と捕らえていただき、無理のない範囲でご協力いただけましたら幸いです。

 皆様方の活動のご予定などに出来る限り対応させた形で実施いたしたいと考えておりますので、どうぞご賛同いただきますようよろしくお願いいたします。

事務局機能再開のお知らせ(3/18?)

2011.03.28

東北地方太平洋沖地震の発生以降、一部停止させていただいていた
事務局業務を3月18日から再開させていただきました。
ご報告が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

今後の状況によって、事務局での対応に時間がかかる場合がございますので、
ご了承をいただければ幸いです。

 

東北地方太平洋沖地震のお見舞いと事務局機能一部停止のお知らせ

2011.03.15

東北地方太平洋沖地震で犠牲になった方々にお悔やみお申し上げると共に、
被災された方々に対してお見舞い申し上げます。
また、これまでCL-Netに関わってくださった皆様、ご家族、ご友人のご無事を心より祈っております。

不安な状況、交通の影響が出ており、CL-Netの事務局を務めるACEの業務へも支障が出始めています。
日々職員の安全等を考慮し判断をしておりますが、当面の間事務所での電話応対から、
各自自宅でのメール対応、電話対応に切り替えさせていただきます。

事務局機能復旧の際には、当ウェブサイトにてご案内をさせていただきます。

メールはチェックしておりますので、ご連絡の際は
代表アドレス( info@cl-net.org) までお願いいたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

児童労働ネットワーク事務局長 岩附 由香

児童労働反対世界デーキャンペーン2011 賛同募集を開始しました!

2011.03.10


□■「児童労働反対世界デーキャンペーン2011」賛同・協力のお願い■□
        キャンペーン期間:2011年5月5日?6月30日
        賛同申込 第一次締切:2011年4月12日(火)【延長しました】

児童労働問題の解決に貢献することを目指す、児童労働ネットワーク
(CL-Net)では、昨年に引き続き2011年も6月12日の「児童労働反対世界デー」
に合わせてキャンペーンを行います。キャンペーン開始に向けて、
主旨に賛同し、キャンペーンに参加・協力する団体を募集しています。

子どもの教育や健やかな成長といった権利の実現をめざす活動や理念を
お持ちの団体のみなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

2010年5月、国際労働機関(ILO)が発表した「グローバルレポート」で、
世界の児童労働は2億1500万人と推計され、減少のペースが大幅に鈍っています。
また、サハラ以南アフリカ地域及び15-17歳の児童労働は、増加しています。
こうしたことから、児童労働撤廃へのより一層の取組の強化が求められています。

2010年5月には、ハーグ児童労働会議が開催され、最悪の児童労働撤廃の工程表が
合意されました。11月には、ILO理事会で、2006年のグローバル行動計画の枠内で、
工程表も含めた2010行動計画が決まり、撤廃に向けての一層の活動の強化が
確認されました。2010年は、また、持続可能な社会の発展のための社会的責任に
関するガイダンスであるISO26000の発行や、企業と人権のガイド原則を謳う
国連ラギー報告の発表があり、特に企業の、児童労働の撤廃などの人権の取り組み
強化が国際社会での大きな焦点となってきています。

児童労働ネットワーク(CL-Net)運営委員、事務局一同、皆様とともに
キャンペーンを進めてまいりたいと考えておりますので、どうぞご賛同を
いただけますよう心よりお願い申し上げます。


◆キャンペーンに賛同し、組織、個人として参加するには
1)キャンペーン企画書とキャンペーン・ガイドラインを必ずお読みください。
2)賛同申込フォームにご記入の上、事務局までお送りください。
 (組織の場合、第一次締切を4/12(火)とします)
3)キャンペーン運営費のご納入をお願いいたします。
 (一口以上何口でもご協力いただけます)
≪納入金額≫  非営利団体(一口):5,000円
  企業      (一口):10,000円  
  個人      (一口):2,000円
≪振込先≫ 【郵便振替口座】00160-8-685281 口座名義:児童労働ネットワーク 
           【銀行口座】    三菱東京UFJ銀行 上野支店 普通口座 5413699
                 口座名義:児童労働ネットワーク
      ※郵便、銀行共に、通信欄に以下を必ず明記ください。
        「児童労働反対世界デー・キャンペーン2010 賛同金」
      ※お振込み後、振込日時を事務局にご連絡下さい。

◆キャンペーンに参加すると...
1) 団体でご賛同いただいた場合、キャンペーンのウェブサイト、チラシ、ポスターに
名前が記載されます。
2) ウェブサイトに掲載するイベント一覧に、団体主催のキャンペーン関連イベントを
載せることができます。(ウェブサイト公開時の掲載は、4月20日(水)までにイベント
実施の申込があったものに限らせていただきます)
3) 作成する広報ツール(チラシ、ポスター、等)を無料で配布することができます
(数量に上限あります)※必要数、日時を4月12日(火)までに賛同申込フォームまたは
イベント申込フォームでお知らせいただけますと調整ができます。配布、掲示への
ご協力をよろしくお願いします。

◇キャンペーン企画書・ガイドライン【2011.3.25 改訂版】
CL-Netcampaign2011-alldocument_20110325.pdf

◇キャンペーン申込フォーム一式【2011.3.25 改訂版】
CL-Netcampaign2011-allform_20110325.doc

◇昨年のキャンペーン
http://stopchildlabour.jp/

以上


【開催中止】3/16(水)18:00? 公開研究会「ISO26000-ラギー・フレームワークと児童労働の関係性」開催のお知らせ

2011.03.08

※3月16日に開催を予定していたこちらの公開研究会は、この度の地震の影響を鑑み
開催を中止させていただきました。ご了承いただければ幸いです。
また日を改めて開催したく考えておりますので、再度のご案内を差し上げます。

児童労働ネットワーク(CL-Net)では、企業の社会的責任と児童労働をテーマに
公開研究会を開催いたします。

2010年11月に発行された全ての組織の社会的責任規格「ISO26000」には、
通称「ラギー・フレームワーク」がその内容に大きな影響を及ぼしたといいます。

児童労働など、企業活動が関わる人権侵害を防止することを目的として、
企業と人権に関する国連事務総長特別代表ジョン・ラギーが2008年に提案した
「保護、尊重、救済」の枠組みにもとづき、彼の最終報告書が、今年6月の
国連人権理事会に提出されます。

現在、人権分野の国連の作業の中で最も注目度が高いといわれる企業と人権の
問題について、国連が打ち出す総合的かつ具体的な政策となる、この通称
「ラギー・フレームワーク」について、その構造と内容について概観します。

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日時 :2011年3月16日(水) 18時00分?20時00分(受付開始:17時30分)
会場 :JICA地球ひろば セミナールーム202
 http://www.jica.go.jp/hiroba/index.html 
講師 :寺中 誠 (社)アムネスティ・インターナショナル日本 事務局長、
 CL-Net運営委員
参加費:CL-Net会員、過去のキャンペーン賛同団体 無料
 一般(企業、労働組合)  2,000円
 一般(非営利団体、学生等)   500円
締切 :3月14日(月)正午
申込 :申込フォームに必要事項をご記入の上、info@cl-net.org
 (CL-Net事務局、担当:植木)までお申込みください。
主催 :児童労働ネットワーク(CL-Net)
 ?CL-Netは日本から児童労働問題の解決に貢献することを目指す、
  NGO・労働組合などのネットワークです? http://www.cl-net.org 
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◇申込フォーム
 締切:3月14日(月)正午
 宛先:info@cl-net.org(CL-Net事務局、担当:植木)
【件名】3/16申込
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氏名:
所属:
部署/担当 :
電話番号 :
Eメール  :
区分:会員/賛同団体/一般(企業、労働組合)/一般(非営利団体、学生)
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活動レポート 情報を更新しました

2010.12.22

児童労働ネットワークの活動レポートを更新しました。

・厚生労働省、外務省、文部科学省への署名提出
・学習会の開催
・2010年度会員総会の開催
・院内集会の開催

活動レポートはこちら

ウェブサイトをリニューアルしました。

2010.08.04

本日児童労働ネットワーク(CL-Net)のウェブサイトをリニューアルしました。